内臓には肺のようにふたつあるものもあるが、ひとつしかないものは、
肝臓や盲腸が右より、そして、なんとなくからだの真ん中にあると思われている
胃や膵臓、脾臓が左よりというように、だいたいがどちらかによっている。
そして、だれもが左胸にあると思っているのが心臓だ。
ところがじつは心臓は左胸というより、胸の前面、胸骨の真下にその3分の1か
4分の1が位置している。つまり、思っているより左右の真ん中に近い位置に
あるということになる。
では、どうして左にあると思われがちなのだろうか?それは、心臓の働きと構造に
大いに関係がある。
ここで、心臓の働きを簡単に説明してみると、からだの血液は下大静脈と
上大静脈によって、まず右心房に集められる。そこに集まった血液は右心室を
通って肺動脈へいく。肺からの血液は左心房へ流れ、左心室に入る。
そして、左心室から全身へ送り出される。
これが血液の一連の流れなわけだが、とくに、血液が左心室から全身に
送り出されるときには、かなり高い圧力が必要になる。そのため左心房の壁は、
他にくらべて厚めにできている。そのため、血液が送り出されるときの振動が
増幅され、それが、左側からの鼓動となって聞こえるのだ。
心臓の鼓動を左胸に感じるのは、タネを明かせば左心室の鼓動が
大きいせいだったというわけだ。
今日の花 うつぎ
花ことば 秘密
☆ 今 日 の 一 言 ☆
いいかげん気づこう
十年後に、
人生をやり直したいと
思わないように
転がる石に苔は生えない、
流れる川の水は腐らない
鹿児島の賃貸・売買情報ならほほえみネット不動産
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます