先日読んだ「職場の教養」の本の中から
私たちは、感謝の気持ちを表わす時に「ありがとう」という言葉を使います。
民俗学者の柳田國男氏は、私たちが何気なく使っている
「ありがとう」という言葉は、もともと神仏を尊[とうと]ぶ場合の
「有り難い」が語源だと述べています。
「有り難い」と言う時、私たちの祖先は「このような神様のお恵みの
ような出来事は、なかなかないことだ」という心持ちで使っていたというのです。
現代で「ありがとう」と言う場合、神や仏を意識して使う人は稀[まれ]でしょう。
しかし、それだけの思いで言葉を発することは、ビジネスの場において、
むしろ強く求められることかもしれません。
言葉と体は一体です。
心の伴[ともな]っていない会話には、
どこか虚[むな]しい空気が漂[ただよ]うものです。
それを相手も敏感に感じ、プラスに働くことはないでしょう。
神仏や、祖先を崇敬[すうけい]していた先人らは、言葉を不思議な
霊力のある「言霊[ことだま]」として大切に扱っていました。
現代に生きる私たちも、生活の中で言葉をていねいに扱うことによって、
人や物への感謝の気持ちを深めたいものです。
今日の花 たばこ
花ことば ふれあい
今日の桜島
☆ 今 日 の 一 言 ☆
笑っている人が
いつも心から
笑ってるわけじゃないよ
平気な顔してる人が
いつも本当に
平気なわけじゃないよ
みんな何かを抱えて
でも笑って生きてるんだよね。
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