堤防のアリの1穴」というたとえがある
最初は小さなものでも、ほおっておけば大変なことになるもののたとえで
たしかに、堤防というのは、すさまじい水の圧力に耐えている。
ちょっとでも穴があけば、そこから決壊するというのは、分かりやすい話だ。
国土の多くが海面よりも低いオランダの人にとって、堤防は身近なもの。
そんな国土が生んだ美談に、堤防にちょっとした穴があいているのを見つけた
少年が、近くに誰もいないため、自分の親指でそれをふさぎ、
そのまま朝になってしまい、死体で発見されたというものがある。
実際にオランダのハーレムという町には、この少年の銅像まであるのだが、
実はこれはもとはオランダの話ではない。
アメリカの児童モノの作家が子供向きに書いた物語で、舞台はアメリカ。
もちろんフィクションだ。
この物語がオランダにも紹介されると、堤防の国だけあって、人々は感動し
いつの間にか、自分の国の物語になってしまったようだ。
それだけ、心を打ったというわけだろう・・・
今日の花
花ことば
☆ 今 日 の 一 言 ☆
孤独の寂しさが
人間の心を静かに
燃やしてくれる
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