歯医者で抜いた歯はその後どうなるのか?
「子供の抜けた歯で上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に放り投げると、
丈夫な歯に生え変わる」
といわれるが、大人が抜けた歯を投げたところで、入れ歯や差し歯が歯ぐきに
じっくりとなじんでいい、という話はない。
よほど変わり者でない限り、歯医者で抜かれた歯を自分で持ち帰るという人はいないだろう。
しかし、抜けた歯とはいえ、自分の体の一部であったことには間違いない。
手厚く葬ってくれとまではいわなくても、ゴミ箱にポイ捨てされるのは寂しい気がする。
そこで、歯科医師さんに聞いてみたところ、ポイ捨てされるのは、
虫歯でボロボロになった歯だけだという。
歯槽膿漏などですっぽり抜けて歯自体に傷みが少ないときは、抜いた歯をホルマリン溶液
につけておき、大学での実習、あるいは開業医たちの勉強会などで使われるという。
また、金の王冠をつけた歯などは、金だけを外して患者に返すことになっているが、
なかには「処分して欲しい」という人もいるようで、その場合は保存し、ある程度の
量がまとまったら歯科材料にするという。
そういうわけで、我々の抜けた歯も、歯科医療の進歩にそこそこ役立っているようだ。
ちなみに、使い物にならなかった歯がどうなるかというと、「燃えないゴミ」扱いで処理されるという・・・
今日の花 ほていあおい
花ことば 揺れる想い
今日の桜島
☆ 今 日 の 一 言 ☆
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