ネコは死期が近づくと、飼い主のもとを去り、飼い主に死に目を見せないと
よくいわれるが、これはネコが孤独を愛するロマンチストだからではない。
ネコが野生動物の掟に従ったまでの話である。
ケガをしたり、体力が弱ってくると、ネコはまず身を隠すことを考える。
外敵から身を守るためだけではない。飼い主である人間やほかのネコとかかわり、
体力を消耗することを恐れるからだ。
そうして隠れているうちに、体力が回復してくれば、ふたたびネコは飼い主の
もとに帰る。しかし体力が低下するいっぽうだと、ネコは"孤独死"することになる。
もっとも、飼いネコによっては体力が弱ってくると、ますます人間に甘えてくる
ものもいる。これはこれで生き延びるための方策。
ネコは最後まで生きることに必死なのだ。
今日の花 はまひるがお
花ことば 絆、賢くやさしい情愛
☆ 今 日 の 一 言 ☆
もしかすると、歳をとるのは
楽しいことなのかもしれない。
歳をとればとるほど、
思い出は増えるのだから。
(夏の庭、湯本香樹実)
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