大安吉日」なんて誰が決めたの?
おめでたいことは大安に、葬儀は友引を避けて、万事に急ぐことが良しと
されている先勝、控えめにしたほうがいい先負、大凶日の仏滅、
やはり万事に凶、ただし正午だけは吉とされる赤口。
この「友引」「先勝」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の六曜、はたして
誰が作ったのだろうか?
中国では唐代の天文学者だった李淳風の発案とされている。
最初は縁起には関係無く、現代の月火水木金土日のように単に日を
区別する記号だった。
しかし宋の時代に入ると、時刻の吉凶占いに使われるようになった。
そして、諸葛孔明が軍略を立てる際の占いとして利用し、ことごとく成功したと
いう話も残っている。
六曜が日本に入ってきたのは、14世紀頃。
流行したのは明治に入ってからだった。
明治6年の太陽暦の採用に伴い、人々の間には旧来の慣習に基づいた
非公認の暦が広がった。これを通称"おばけ暦"と言うが、そこに
登場したのが六曜だった。
先勝、仏滅というように、字面から容易に意味を捉えられるのが人気を博した。
内閣の改造も大安を選んで行われることがあるくらいだから、
カレンダーの中の小さい文字も決して馬鹿にはできないかも?
今日の花 つきぬきりんどう
花ことば 愛の絆、献身的な愛
☆ 今 日 の 一 言 ☆
人生は一度きりだけど、
その中でのステージは
一つとはかぎらない。
その人の気持ちひとつで、
いくらでも違った舞台にあがれる。
(春から夏、やがて冬、歌野晶午)
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