細かい観察力と直感力

今日は自閉症の女の子の音楽セッション。

ここ最近、ちょっと落ち着かなくて不満の声をあげたり、レッスンのプログラムに集中出来ないでいた。

どうすればよいか？　

前回までのセッションの流れをもう一度、確認しながら思い出していった。
出来ているところ、気持ちが薄れて注意力が散漫になってしまうところ・・・一つ一つを分析していくと、原因がわかった。

それで今日は、ちょっとプログラムの順番を変えてみたのと開始前に「今日は○○を弾いてから○○しようね」と丁寧に声がけをした。

しつこくならない程度に彼女が本当に納得したかどうか表情を見ながら繰り返し言った。


すると、今日は来た時には学校の行事で不機嫌だったのにも関わらず、最後は笑顔でニコニコ満足した表情で帰っていった。

ちょっと安心

私らの仕事はとっても地味で他から見ただけではよく理解出来ないかもしれまへん。
ただ音楽を楽しんでるだけではなくてその人が抱え持つ問題や障害を少しでも回復したり改善、向上していけるように実は裏で色んなことを緻密に考えながら、でもそれを相手に悟られないようにやっているのだ。

・・・って偉そうに書いたけど私にとってはまだまだの道のりです。