叔母の形見のレモン

母の姉が生前に植えたレモンの木が毎年たくさんの大きな実をつける。

おばちゃんは２０年前ぐらいにガンで亡くなった。
良妻賢母でとても辛抱強い人だった（私の母とはずいぶん違う気がする・・・）。
料理やお菓子を作るのがとても上手だった。

レモンの木はいつ植えたのかは知らなかったが、何年か前からおじちゃんが「たくさん実をつけた！」と袋いっぱいに毎年持って来てくれるようになった。

何といってもとてもデカイ！！
そしてつやがあって風味がいい。（写真夜に撮ったから色がいまいちだけど・・・）
もちろん無農薬なので皮もおいしく食べられる。

母が、薄く切ってハチミツ漬けにして送ってくれた。
ジンジャーティーに入れるのにちょうどいい。

レモンを通して叔母の優しさや愛情を感じる。

人間としての形では会うことが出来ないが、その人の残した物や魂からとても深い愛情を感じることが出来るのはとても幸せなことだ。