本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

プロも勝てない将棋ソフト?

2005-10-15 13:26:42 | 囲碁・将棋
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ソフトと対局に「待った」 日本将棋連盟が全棋士に通知 (朝日新聞) - goo ニュース

*将棋棋士は基本的には自分の指した将棋棋譜を売るしか収入の道がないので、そういう意味で、公開の場で簡単に将棋ソフトと対戦してはいけないというお達しが出たのかと思ったら、そうではなくて、最近冨に実力を付けて来た将棋ソフトに、卑しくもプロと名の付く将棋指しが敗れるようなことがあってはならないという、なんとも自分たちの面子にばかり拘った時代錯誤の通達のようである。

*チェスを見なさい。パソコンが人間様の世界チャンピオンと好勝負する時代なのですよ。
 日本将棋はチェスより遥かに複雑なゲームではあるけれど、いずれは人間がパソコンソフトに容易には勝てない時代が来ても不思議ではないと私は思います。

 ゲームソフトにプロが負けたってそれは恥でも何でもない。人間は万能ではない。将棋棋士が幾ら将棋に関しては天才的な才能を発揮するからと言って、1万回闘って1万回最善を尽くせるわけではない。羽生四冠だって神様ではないから(人間相手だけど)よく負けるじゃありませんか。
 こんな、時代に付いていけない保守的な職人ギルドみたいなことを言っていてはいけないと思いますよ。

 対戦ゲームは知恵比べだから、もし仮にパソコンソフトの方が生身の人間よりも強い時代が到来したら、そのときには、極論すれば両対戦者は互いに何らかのアンチョコを携えて自由にその虎の巻を参照しながら戦えばいいのです。それでも知的格闘技としての性格は十全に保持される筈です。


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