本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

新政権発足。

2009-09-19 03:48:41 | 社会
野党に転落した自民党の総裁選である。従前通り街頭立会い演説会をやるらしい。候補3名の識別法は明瞭で、今や衆院最大派閥となった古賀派のNo.2=谷垣64歳は「みんなでやろうぜ」などと言っているがその正体は守旧派そのもので8派閥全てのボス・長老たちや石破・枡添らが支持しており、派閥堅持・世代交代阻止のための候補である。麻生太郎ならぬ河野太郎46歳は派閥解消&世代交代推進派で「税の無駄使い」も追求しており、山本一太や世耕参院議員らが派閥縦断で推している。彼らは「小泉構造改革続行派」であるとは言え今ある自民党では一番まともな勢力だと思われるが、遺憾ながら地方票を勘案しても劣勢は否めないというところだろう。「ミニ小泉旋風」を巻き起こせるかどうかだ。あと西村同じく46歳は太郎へ票が集中するのを避けるため、予め町村派が保険をかけた別働隊で間違ってもトップ当選することはない。狙いは太郎票の切り崩しだけである。いずれにせよ46歳の総裁が誕生でもしようものなら50代、60代、70代の古参議員らはたちまち行き場を失うから必死だろうが、趨勢決着に大きなウェイトを占めると言われる地方票300票の行方に関しては、衆院のセンセイ方が今回全滅してしまった地方もあったりして混沌としているのである。が、自民党の再生の鍵を握っているのは、実はこういった党内事情よりも、従来の業界団体や財界からの支援を今後どれだけ維持し繋ぎ止めることが出来るかという一点にかかっているように私には思われる。 . . . 本文を読む