フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

実家の片付けに思う

2017-09-18 14:23:33 | 美しく生きるという事

ついに、うちの子供全員独立した。

各自それぞれたんと荷物を残しっぱなしである。

恐らく誰一人片付けには来ないだろう。

子供とはそういうものだ。

使わないものは実家に置いといて、

すっかり忘れ去るのだ。

だが、私は出来れば独立の際、

きっちり始末しておくのが良いと考える。

何故なら、

親亡きあと、実家の片付けが待っているが、

その時に自分の使っていたものが出てきたら、

面倒じゃないかな。

どうしてこんなものとっておくんだよ!

と腹立てるかも知れないが、

それ、君達が残したものだよ。

片付けは年取るほど大変になってくる。

だから若いうちに済ませておく方が良いと思う。

 

私の実家には、私が中学生の頃読んでいた漫画がまだある。

懐かしいという気持ちと、

いずれごみとなる事を考えて、

ちょっと胸が苦しくなった。

 

多分私物はないと思うが、

もし出てきたら即刻処分しようと思う。

 

過去はもう切り捨てたい。

と言うか、

遺物だもの。

別世界だもんね。

 

 

 

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あたしのあたしの……

2017-09-17 21:51:19 | 美しく生きるという事

仕事は大事だよね。

そこの職員のメンツね。

いい人ばかりだよ。良かった。

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最近解ったこの世の原理

2017-09-14 06:42:11 | 美しく生きるという事

光陰矢のごとし……

覆水盆に帰らず……

年齢には逆らえない……

年はとるもの乙なもの……

年を取るのは止められない……

 

つまり、

毎年一個歳を取るんだけど、

それって抗えない運命なのね。

最近解ったわ(笑)

 

それが何だってのよ❗

みんないずれこうなるのよ。

今は笑っていなさい❗

流れてくる船には乗っちゃうと言うか、

それで流れ着いた先で生きてきゃ良いよ。

 

途中でキレイの素もしっかり拾ってね❤

 

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昔のおはなし・僕らのこども

2017-09-11 09:39:58 | フィクション

むかしむかし、

まだ桜木町駅前の土地がみなとみらいが出来ていなくて更地だったころ、

付き合っていた女にひどい仕打ちをされ、

泣く泣くその女から去った男がいた。

その男は女のみならず横浜自体も嫌いになり、

職場に近い都内に移り住んだ。

 

女はしばらく横浜に住み続け、

バブルの末期にとある田舎に引っ越した。

 

何の因果か男と女は30年後に再会し、

更地にドーンと出来たみなとみらいを眺めながら、

これまでのことを語り合った。

 

大桟橋から見るみなとみらい。

それはいつの間にかそこに生まれた。

まるでそれは男と女の子供でもあるかのように、

男と女の心に訴えかける。

 

僕らはこんなに立派になったよ。

心配しなくていいよ。

 

それは男と女のみらいでもあった。

 

 

 

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帰巣本能

2017-09-09 22:29:44 | 美しく生きるという事

横浜に戻りたい。

海がないと生きられない。

東京は嫌だ。

横浜はビルが高すぎないから良い。

空が見えるから。

 

とはいえ、好きなのは港……。

郊外はそんなに好きじゃないの。

だって別物だもの。

 

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