2歳児のお試し行動。
大人がそれに気づいて心配してくれたり世話焼いてくれたりするかどうか試すこと。
ひとりで出来るのにわざと途中で動作を止め、誰かが来るかどうか試す。
こんな小さなうちからそれをやるんだね。
思い起こせばオババも子供の頃はもとより大人になってからもよくやっていた。
友達、恋人…。
それをやっちゃあ嫌がられてみんな離れていったな。
今から思うとどうしてそんな事をしたのだろう。
その人の事を信用してなかったのだろう。
その人に大切な友達だと思って貰いたいけど自信がなかった。
逆に言えばかまってくれさえすれば安心した。
心がなくても。
だから、相手にわざと嫌なことをして身体を捕まれたり馬乗りにされたりして喜んでいるのだ。
それをされているうちは相手とつながれているから。
大人になると、愛されているという感覚は心が信じられないから身体を求めた。
相手が望めば必ず応じた。
嫌だと拒んで相手が離れるのが一番怖かったから。
そういう人間に育つにはどんな家庭環境に置かれれば良いのだろうか。
パパとママもいるのにどこをどうやればこういう子供が育つのか。
あるいはパパママ家庭の問題ではなくて、その子の生まれつきの性分なのか。
たとえ愛情深い両親に育てられてもひねくれるのか。
ああ、知りたい。