フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

戦友とも言うべきあなたが…

2019-12-11 21:09:37 | 美しく生きるという事

この2年と少し、一緒に働いてきて、とても頼りになる人だなあ、と思っていました。

美人なのに気取らず、しっかり自分のやるべきことをやっていたあなた。

私がここをやめようやめよう、と考えても、あなたがいるから裏切ることはできないと、

がんばってこられたのです。

なのに、12月でやめてしまうなんて。

いろんな事情があるだろうから、彼女が選んだことなら受け入れるしかないと思っていました。

その理由を教えてもらいましたが、

なんと、ご主人と一緒にコーヒーショップを始める、とのことでした。

びっくりです。

ご主人一人では運営が難しいから、私も手伝うことになった、と言っていました。

それは分かりますが……。

ま、健康上の理由でなくてよかった。

それにそのお店がオババんちからそう遠くないので、

ちょくちょく行かれそうなことも明るい材料でした。

ずっと一緒に働くことはかなわなくても、

ここに行けば会える、と言うのがとても心強いものなんだな、

と言うことを教えてくれた出来事でした。

コメント (1)
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