フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

再会による恋愛とは?

2019-05-30 22:33:47 | 美しく生きるという事

オババが50代だから目に付くのかどうか分かりませんが、

50代からの恋愛~昔の彼に再会して~という小説が結構あるんですね。

なんで50代からなんでしょうかねえ。

40代ではそうならないの?

オババが思うに、40代だと、まだエネルギーがあるから大恋愛しちゃうんじゃないでしょうか。

私、生き方間違えていました!この人と生きていきます!

と言うことが出来ちゃうエネルギーですね。

だけど、50代だと、ある程度のモノが出来あがってしまった後だし、

登山で言うと何合目になるのかな、周りの景色が見えてくる段階で、

新たな冒険はしたくないと理性が働く年齢じゃないですか?

枯れてはいないけど程よくいぶされていい味出しているお年ごろ、

あと何年こんなことが出来るんだろう、今のうちに楽しんでおかなくちゃ!

という焦りに似た気持ちが、再会というチャンスを彩っているのではないでしょうか。

あと、自分の余命を意識する時期と言うこともあると思います。

40代だったら、単なるすれ違いで済ませることが出来るかもしれない(今、この出逢いを失ってもまた別の出逢いがある、と信じられる)。

50代だと、運命かも!と信じることが出来ちゃう(もう、これだけの出逢いは今後ないだろう。だから今しかない)。

50代、微妙です。若くはないけど年寄りでもない。そんな中途半端な私たちは、子育てを終えて今また咲こうとしている大輪の薔薇(笑)です。

しかし、それは美しいか?

そこまでしてバラの花は咲かせた方がいいのだろうか?

芽生えたつぼみは、「もう歳なんだからやめておきなさい」という心のアドバイスに従って枯れさせてしまえばいいんじゃないの?

どうせもう昔みたいにきれいじゃないんだし……と言い聞かせて。

あきらめたところで、後の人生はそう長くはないんだから、さほど苦しまずに済むでしょう。

万一、あきらめない場合は、50代なりの分別で乗り切ることをお勧めします。

分別が大切です。

コメント (1)
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