秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

強力が荷物を背負って夏の山

2022-07-24 01:08:30 | 日記

山の安全支える「歩荷(ぼっか)さん」
丹沢拠点の板倉久士さん
タウンニュース

尊仏山荘(塔ノ岳)を目指し荷揚げを
する板倉さん。この日は飲み物3ケー
スなどを運んだ。

夏の登山シーズンを迎えている丹沢。コロナ
禍で全国的にアウトドア人口が増加し、表丹
沢の入口である秦野にも多くの登山客が訪れ
ている。登山者たちが体を休め、「いざとい
う時の駆け込み寺」としての役割も果たす山
小屋を陰で支える「歩荷」の仕事とその現状
を、塔ノ岳山頂の尊仏山荘を拠点に活動する
板倉久士さん(45)に聞いた。

歩荷とは、何十キロもある荷物を背負い山を
登り、山小屋に物資を届ける人。山小屋運営
に欠かせない存在で、塔ノ岳を定期的に登る
歩荷は3人ほどいるという。

茅ヶ崎市在住の板倉さんもその一人。登山が
趣味で、大山で出会った北樋口康さんに憧れ
車関係の仕事をしながら歩荷を始めた。好き
が高じて秦野で山に携わる仕事に転職し、休日
の月・木に歩荷として活動している。

背負う荷物は装備を含め50kgほど。荷物を載
せる背負子は自分用にカスタマイズし、片道
4時間半かけ尊仏山荘の主人に荷物を届ける。
登頂中、登山者は道を譲り声援をくれるなど
「みなさんとてもマナーが良くて、山の中で
困ったことはないです」と笑顔を見せる。

課題は山積

一方で、近年では歩荷のなり手が少ないとい
う問題もある。板倉さんによると塔ノ岳や鍋
割山にはコンスタントに活動できる専属歩荷
がいるが、他の山小屋では小屋番自らが荷揚
げをしている。板倉さん自身、たまに応援で
他の山小屋に荷揚げすることもある。

歩荷のなり手が少ない要因の一つが、報酬の
少なさ。交通費や食費など必要経費でなくな
るため、ほぼボランティアに近い状態になっ
ている。歩荷に憧れる登山者は一定数いるが、
こうした状況から本当に山が好きでなければ
続かないというのが実情だ。

後に続く人がいて欲しいという思いは強く
「職業として成り立つくらい報酬があれば」
と言うが、現状では山小屋で売る物を値上す
るしかない。「そうすると今度は山小屋の経
営が成り立たなくなり、本末転倒になってし
まう」と、いち歩荷として現状を憂う。また、
歩荷の減少に伴い専用の「歩荷道」も減り、
現在使用している林道が荒れ始めているのも
心配事の一つ。他にも、山に登る際の駐車場
が確保できないことがあるなど悩みの種は尽
きない。

しかし、「大好きな丹沢の役に立てていると
実感できる歩荷は、とてもやりがいある仕事」
と板倉さん。「山小屋利用時、売っている物
は我々歩荷が運んだものだということを思い
出し、一つでもいいから何か買ってもらえた
ら。それが山小屋の維持に繋がり、ひいては
登山者の安全に繋がります」と続けた。

小学校プールを開放
市内8校で
タウンニュース

小学校プールの一般開放が7月21日から
行われている。学校ごとの開放日・開放
時間は次の通り。

▽南小学校、大根小学校、西小学校/7月21
日〜27日(水)、午前9時〜11時45分

▽東小学校、北小学校、広畑小学校、堀川小
学校/7月21日〜27日、午後1時〜4時

▽上小学校/7月21日〜24日(日)・28日
(木)・29日(金)、午前9時〜11時45分

未就学児は保護者同伴で、小学1・2年生
は小学5年生以上の同伴が条件となる。記載
のない小学校プールの一般開放はなし。

問い合わせは秦野市スポーツ推進課
【電話】0463・84・2795へ。
※起稿/7月18日

秦野の魅力生かし店舗に
横浜トヨペット秦野店がリニューアル
タウンニュース

内覧会参加者と店舗コンセプトを
象徴するオブジェ

横浜トヨペット秦野店(秦野市平沢388・
杉山鉄平店長)が地域密着型店舗として7月
14日にリニューアルオープンをするにあたり、
13日に関係者を招いた内覧会を行った。

今回のリニューアルは、同じウエインズグルー
プである同店と「トヨタカローラ神奈川秦野
店」が統合するにあたり、これまで以上に地
域に密着した店舗づくりをしようと進められ
たもの。同店の顧客は9割が秦野市民である
ことから「地域に支持されるお店でないと今後
の発展もない。改めて、秦野の良さをお客様に
感じていただくと共に、私たちもコンセプトを
しっかりご案内できるようにし、外へ発信して
いこうと考えた」と杉山店長は話す。

店舗内は秦野市役所にも相談し、市の特徴を取
り入れた内装に。秦野市森林組合から調達した
秦野産材の杉やヒノキを活用した家具や什器を
設置した。また、もともと同店のイメージカラ
ーの緑だった待合スペースのイスは、市の花で
あるナデシコや桜並木のピンク、市の木である
コブシをイメージした黄色などに変更。地元産
の素材や雰囲気を取り入れた大幅なリニューア
ルは県央エリアでは同店が初だという。

そのほか、マイボトルや空のペットボトルを持
参すれば1回500ミリリットルまで秦野名水
(水道水)を無料で提供する「秦野名水うるお
いスポット」にも新たに参加している。

内覧会には、リニューアルにあたり同店から相
談を受けた市役所の担当課職員らが訪れたほか、
グループ関係者が参加した。入口付近には、
舗のコンセプトを象徴する「HADANO」と
いうオブジェが飾られた秦野産材の棚が置かれ、
「はだのブランド」の冊子や「表丹沢魅力づく
り構想コンセプトブック」などが飾られている。
参加者らは店内の説明などを受けながら、秦野
の魅力を感じさせる雰囲気を見学していた。

「ディーラーというと入りづらい雰囲気はある
かもしれませんが、車の販売というだけでなく、
気軽に寄ることができるお店を作っていきたい
と思っています」と杉山店長。「今回『秦野名
水うるおいスポット』にも参加したので、夏の
暑い日には給水スポットとして利用いただきた
いですし、トイレや、AEDもあるので緊急の
時なども寄っていただければ。うちの店舗を通
して、秦野の良い所を再発見いただき、地元の
魅力アップにつなげたい」と話した。

秦野産材が使われたテーブルとイス

「へらへら団子」を調理実食
西地区女性交流会で
タウンニュース

へらへら団子を調理する参加者

西公民館で7月9日、西地区女性交流会が開
催され、郷土料理の一つである「へらへら団
子」作りが行われた。

西地区の女性交流会は、地域での異世代女性
間の人間関係形成から家庭教育の充実を図る
ことを目的に、2011年に西地区婦人会、
西小学校・西中学校の児童生徒の母親によび
かけて始まったもの。地域の家庭教育支援に
ついて話し合う交流会が実施されていたが、
感染症が拡大した2020年からは一般参加
者の呼びかけを行わず、女性交流会のメンバー
を中心に、地域の郷土料理や季節の行事にち
なんだ取り組みを毎月1回行っている。

今回同会が調理したへらへら団子は、2007年
に農林水産省が全国の郷土料理から選んだ
「農山漁村の郷土料理百選」を発表した際に、
神奈川県の郷土料理として選ばれている。押
しつぶした形からへらへら団子と呼ばれ、小
麦粉と白玉粉(薄力粉と卵の地域もある)を
混ぜ、水を加えて練り上げた団子をちぎって
熱湯でゆでたものに餡などを絡めて作られる。
横須賀などの沿岸地域や県央地域で食べられ
ているが、秦野市内でも作っている地域があ
ったという。

当日は14人が西公民館の調理室に集まり、レ
シピに沿ってへらへら団子を調理した。調理
後は実食も行われ、実際にへらへら団子を食
べた人は「みたらし味とあんこ味の2種類を
食べました。どちらもおいしかったです」と
話した。

あんこ味(左)とみたらし味

6品目を新規推奨品に
観光協会が審査会で認定
タウンニュース

一般社団法人秦野市観光協会(市川和雄会長)
が7月6日、秦野市役所本庁舎で「秦野市観光
協会推奨品」の審査会を実施し、新たに6社6
品目を認定した。

3年に1回、秦野にふさわしい土産物を推奨品
として認定している同協会。今年は審査会開催
年にあたり、味覚や価格、デザイン、PR度な
どが審査された。この結果、申請された6社6
品目全てが認定され、更新認定品目と合わせて
36社54品目となった。認定期間は9月1日から
2025年8月31日まで。

新規認定品目は以下の通り(カッコ内は申請事
業者)。▽どぐうちゃんサブレ(スイーツガー
デンサクララ)/大形中空土偶を象った秦野産
小麦を使用したサブレ▽豆菓子6種詰め((有)
豆芳商店)/しそ巻、いかピー、チーズ、磯の香、
磯小判、いちごミルクの6種の豆菓子▽ピー最中
((有)芳甘菓豆芳)/落花生型の皮に自社製造の
落花生餡を詰めた最中▽桧材白木箸(丹沢檜工房)
/秦野産ヒノキ材の白木箸。夫婦箸や子ども用、
菜箸など▽「秦野の踊子」ストラップ((株)
にしきや)/秦野たばこ祭の煙草音頭の踊り手
をモチーフとした手作りストラップ▽幻のクリ
ームパン(社会福祉法人成和会)/秦野の水を
使ったしっとり食感のクリームパン(認定品は
冷凍)

戸川公園の歩みを写真で
3万枚の中から厳選
タウンニュース

展示の様子

県立秦野戸川公園のパークセンター1階パーク
ギャラリーで現在、「秦野戸川公園22年の歩
み〜第2章 発展期の秦野戸川公園(2009
年〜2014年)-未来へ向かってジャンプ-」
が開催されている。

この写真展は主催の伊熊純一さんが2000年
から2021年までに秦野戸川公園を撮影した
およそ3万枚の写真から一部を展示したもの。
3回に分けて展示を予定しており、今回が2回目
の展示となる。同時にテーマごとの展示も実施。
今回は「藤の花・紫陽花・向日葵」をテーマに
した写真も飾られている。

さらに「おおすみ山居」「おきな草」「植樹祭」
「風の吊り橋」などの小テーマを持たせた展示
のほか、パークセンター内のテレビではスライ
ドショーも放映している。

「秦野戸川公園のある大倉は海抜290mの高さ
にあります。風の吊り橋では川からの風が吹き抜
けるので、涼みにお出かけください。そのついで
に写真展もご覧いただければ。今回はA4サイズ
写真80枚に加え、A3サイズ写真3枚も展示して
おり、見どころです」と伊熊さん。会期は8月
31日(水)午後3時まで。

 

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