横須賀に日米の艦船模型が集結
5、6日に合同展示会
10/3(木) カナロコ
2017年に完成させた米空母「タイコン
デロガ」の全長3・6メートル模型。今回、
強襲揚陸艦「ワスプ」と並んで展示される
(横須賀おおなみ会提供)
全国各地の模型愛好家が製作した艦船模型
が集結する合同展示会が5、6の両日、神
奈川県横須賀市深田台の市文化会館で開か
れる。市内で活動する愛好家サークル「横
須賀おおなみ会」が中心となって主催する。
海上自衛隊や米海軍が運用する艦船など約
500点の模型作品が展示される。
【動画】潜水艦を毎月2回、
一般公開 海自横須賀基地、狙いは
同会によると、国内最大級の艦船模型展で
2000年に大阪で行われて以来、2年に
1度開催されてきた。20年は新型コロナ
禍で中止となったが、今回で12回目を迎
え、約40の団体、個人が参加する。
5日は午前11時~午後5時、6日は午前
10時~午後4時。入場無料。
「サザンビーチちがさき」来場者
猛暑や台風影響も前年並み 花火や
aikoさん野外ライブけん引
10/3(木) カナロコ
サザンビーチちがさき
(資料写真)
神奈川県茅ケ崎市はこのほど、今夏のサザン
ビーチちがさき海水浴場の来場者数が前年比
500人減の11万7500人だったと発表
した。
今夏の開設期間は7月6日~9月1日の58
日間。昨夏に続いて「バリアフリービーチ」
を実施し、車いすやベビーカーの利用者が移
動しやすいように砂浜にマットを敷いた。水
陸両用車いすの貸し出しも行った。
市産業観光課によると、今夏は猛暑に加え、
8月に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震
注意)の発表や、台風9号と10号の影響も
受けたものの、サザンビーチちがさき花火大
会、歌手aikoさんの野外フリーライブが
開催されたことがけん引し、昨年と同水準の
来場者数となった。
聖観世音菩薩を特別開扉
早川・真福寺 開創千年を記念
タウンニュース
姿を現した聖観世音菩薩像
早川にある真言宗東寺派寺院の「真福寺」
(三元隆宏住職・63)が開創千年を迎え、
その記念として9月16日から18日までの3日
間、普段は秘仏となっている聖観世音菩薩像
を特別開扉した。
真福寺は、万寿元(1024)年に創建、覚應
が開山したと伝わる歴史を持つ寺院。聖観世音
菩薩像は聖徳太子の作という伝承もあり、「早
川のお観音さん」として庶民の信仰を広く集め、
長い年月早川地区を見守ってきた。本来は50年
に1度開扉する秘仏であり、前回は約40年前に
開扉された記録が残っているという。
平和と健康を祈念
初日となった16日には、例大祭護摩供が実施さ
れ、三元住職ほか西湘地区の真言宗寺院の住職
らが集結し、平和と健康を祈念。観音堂には、
ひと目観音像を見ようと、市内外から多くの参
拝者が集まり列をなした。
ハスの花びらをかたどった紙を散らす散華の後、
職衆による観音経の読経が響く中で開扉し、白
・赤・黄・青・黒の五色の糸が手に結ばれた伏
目の穏やかな風貌の観音像が姿を現すと、参拝
者らは静かに手を合わせていた。
護摩供を終えた三元住職は、「千年をつないで
きた先人の住職たちに感謝の思い。観音様にも
久しぶりにお会いでき、改めて立派なお姿を拝
見することができた。今後もつないでいきたい」
と話していた。
県知事と意見交換
12月 県西地域で開催
タウンニュース
申込フォーム
黒岩祐治神奈川県知事と県民が意見交換
を行う「対話の広場」が12月11日(水)、
小田原市生涯学習センターけやきで開催
される。午後4時30分から6時。参加無料。
県内各地域の特性や課題を踏まえたテーマ
が設定され、事例発表を交えながら知事と
県民が意見を交換する。県西会場では「SD
Gsで、県西地域の未来を創る!〜未病の戦
略的エリアの先進的な取組〜」をテーマに、
持続可能な地域づくりについて考える。事例
発表者は原正樹さん(湘南電力株式会社代表
取締役社長・おだわらSDGs実行委員会会
長)、槇紗加さん(はれやか農園代表)。
申し込みは12月4日(水)までに電話、ホーム
ページ(上記二次元コードから)などで受付。
定員は200人で応募多数の場合は抽選。申し
込み、問い合わせは県西地域県政総合センター
企画調整課【電話】0465・32・8903。
碓井志帆さんら出演
「音と舞う」コンサート
タウンニュース
音楽の素晴らしさに浸る一日を
音と舞で芸術の秋を彩る「オータムコンサート」
が11月4日(月)、小田原三の丸ホール・大ホ
ールで開かれる。午後2時開場、2時半開演。
全席自由で、前売3千円、中学生以下2千円
(一般のみ当日3500円)。3歳未満入場
不可。
出演はバイオリンの碓井志帆、チェロの海野幹雄、
ピアノの海野春絵、フルートの大澤明子。そして、
マーティ バレエ ダンサーズ。
三の丸小学校出身の碓井さんは「三の丸ホールは
今年で3回目。音楽とバレエのコラボをお楽しみ
ください」と話す。チケットは同館窓口ほかで販
売中。詳細はHP (https://ooohall.jp/
event/20241104.html)
読者プレゼント
チケットを読者10人にプレゼント。希望者は
住所、氏名、年齢、電話番号、本紙の感想を
明記し、ハガキまたはメールで応募を。
【宛先】〒250―0042小田原市荻窪
3062階 (株)タウンニュース社「オータ
ムコンサート」係。【メール】
odawara@townnews.co.jp。
10月4日(金)必着。
横浜・日枝神社の御神木、樹齢250年
のクスノキが燃える 放火の可能性
10/3(木) カナロコ
幹などの一部が焼けた樹齢250年の
クスノキ=3日午後4時55分ごろ、
横浜市南区の日枝神社
3日午前4時半ごろ、横浜市南区山王町5丁
目の日枝神社で「クスノキから火と煙が出て
いる」と110番通報があった。南署などに
よると、境内にある御神木で市の名木古木に
指定されているクスノキ(樹齢約250年、
高さ約15メートル)の一部が燃え、約2時
間後に鎮火した。署は放火の可能性もあると
みて調べている。
【写真で見る】
煙が出ている樹齢250年
のクスノキ
署によると、通報で駆けつけた署員が約2・
5メートルの高さに開いていたクスノキの
幹の穴から煙が出ているのを確認した。
同神社の角井瑞宮司によると、境内の防犯
カメラには、出火直前に不審な人物が手に
持った物に火を付け、クスノキ下部の幹に
できた穴に投げ込む様子が写っていたとい
い、幹の中の空洞化した部分を通って煙が
外に出ていたとみられる。
神社によると、御神木に抱きついたり、なで
たりして願い事をする参拝客も多いという。
角井瑞宮司は「参拝者に大切にされている御
神木に危害を加えられたのは残念だし、怖い。
二度とこのようなことをしないでほしい」と
話している。