秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

ジビエだよ全員集合命を学ぶ

2023-10-24 01:02:21 | 日記

本町小学校3年2組
野生鳥獣から「命」学ぶ
市ジビエ担当が講師に
タウンニュース

動物の剝製を興味津々
に触る児童ら

本町小学校3年2組が10月13日、秦野市
のジビエを推進する市農業振興課(はだ
の都市農業支援センター)の職員を講師
に招き、身近な野生鳥獣やジビエについ
ての出前授業を受講した。授業では剝製
や動画を用いた説明が行われ、楽しみな
がらジビエを通して動物の「命」を学ぶ
機会となった。

盆地で山に囲まれており、イノシシやシカ
などの動物が比較的近い場所に生息してい
る秦野市。市は鳥獣対策の一環として、
里山に設置した罠にかかったシカやイノ
シシを食用肉として活用するため、20
21年からジビエ処理加工施設と契約。
「秦野産ジビエ」の名称で、ブランドの
本格展開に取り組んでいる。

総合学習で秦野市について調べていた本町
小学校の3年2組は、街探検で耳にした情
報をきっかけに秦野のジビエに着目。これ
まで下調べを行ってきたが、今回は特別授
業として市農業振興課の職員を招き、総合
の2時間分を使って体育館で授業を開催す
ることになった。

剝製を使ってクイズ

授業は、市内に生息する動物を紹介した
上で、農作物への被害や市のジビエの取
り組みを紹介するというもの。冒頭では
剝製となっている動物をあてるクイズが
行われ、児童らは剝製を見て触って、積
極的にクイズに答えていた。鳥獣の作物
被害についても、実際にシカなどの動物
が作物を捕食している動画を用いて解説
が行われた。

市のジビエの取り組みについては、市内
で捕えられたシカやイノシシがジビエに
なるまでの工程や、設置してある罠の数、
狩猟について説明。児童からは「動物を
食べるのはかわいそう」といった声があ
がる中、講師からは「毎日食べている食
材にも命があります。食べ物を食べる時
は、命への感謝を忘れないようにしまし
ょう」とメッセージが送られた。

授業を終え、3年2組の大沢咲(えみ)
さんは「剝製の動物が全て秦野市にいる
と知って驚いた。総合の授業でジビエに
ついて初めて知ったので、食べてみたく
なったし、普段食べているものの命にも
感謝したい」と感想を話す。担任の岡林
凌太朗教諭は「今回の授業を通して、動
物による作物被害なども知ってほしかっ
た。人間と動物の関わりについて、食育
の観点でも学びを深めることができたと
思います」と話した。

葛葉緑地
環境省の保全地域に認定
「自然共生サイト」として
タウンニュース

葛葉緑地

葛葉緑地(くずはの広場)が10月6日、
環境省の自然共生サイト(民間の取り組
みなどによって生物多様性の保全が図ら
れている区域)に認定された。これに伴
い葛葉緑地は、国定公園など保護地域以
外で生物多様性の保全に貢献するOECM
(Other Effective area-based Conser
vation Measures)として国際データベー
スに登録される。

自然共生サイト認定は、環境省が今年度か
ら始めた取り組み。今回、35都道府県
122カ所が初めて環境大臣認定を受け、
葛葉緑地もその一つとなった。県内では
他に4件が認定されている。

認定を受けた葛葉緑地は、秦野市曽屋の
住宅地内にある葛葉川周辺の区域。19
87年に県内の失われゆく緑地保全に取
り組む「かながわのナショナル・トラス
ト」第1号に指定されたほか、2009
年にはくずはの広場が「関東・水と緑の
ネットワーク拠点百選」に選出されてい
る。また、1998年には自然観察の拠
点「くずはの家」を整備するなど、市と
しても環境保全に力を入れてきた。

2022年4月に環境省が発足した「30b
y30アライアンス」に登録していた秦野市
は、かねてより保全してきた葛葉緑地を申
請。豊かな自然や希少種の生息などが評価
され認定された。また、直接の評価項目で
はないが、くずはの家を拠点とした活動や
ボランティア団体の取り組みが環境保全意
識啓発に貢献していると評価されたという。

環境共生課は「豊かな自然の保全や自然教
室などを継続し、より一層の活用を考えた
い。また、ここ以外の可能性がある場所の
登録も検討していく」としている。

国際的な枠組みに

自然共生サイト認定の背景には、カナダ・
モントリオールの国連生物多様性条約第15
回締約国会議で採択された国際目標「30b
y30」がある。2030年までに世界の陸・
海の30%以上を健全な生態系として効果的
に保全するための目標で、国内では陸地の
20・5%、海域の13・3%が国立公園など
保護地域として保全されている。

環境省では陸・海ともに保全面積を30%に
するため、OECMに登録する仕組みとし
て自然共生サイトの認定を開始した。これ
により企業の森や里地里山、都市の緑地な
ど、豊かな自然が保全されているにも関わ
らず30%の保全面積に含めることができな
かった地域がカウントできるようになり、
同緑地も30by30の中に組み込まれる。

鶴巻デジタル写真教室
会員の力作70点並ぶ
11月、宮永岳彦記念美術館
タウンニュース

星野小枝子さんの作品
「祭りの彩り」

鶴巻地区を拠点に活動する「鶴巻デジタ
ル写真教室」(新川高信代表)の写真展
が11月21日(火)から11月26日(日)ま
で、宮永岳彦記念美術館市民ギャラリー
(秦野市鶴巻北3の1の2)で行われる。

2008年に発足した同会。期間中は約
20人の会員による70点の作品が会場に並
ぶ。時間は午前10時から午後5時(初日
1時から、最終日4時まで)。入場無料。
問い合わせは小泉さん【携帯電話】090
・8506・1915へ。

南相馬子ども保養PJ
福島で親子ら交流深め
震災改めて知る機会にも
タウンニュース

福島の子どもやスタッフ
など大勢が参加

フードバンクはだのを運営している
「南相馬子ども保養プロジェクト
(PJ)」が10月8日と9日、福島
県南相馬市で今年2回目のPJを実施
した。8月には福島の子どもたちを
秦野に招いており、年2回の実施は
初の試みとなった。

東日本大震災で被災した福島県南相馬
市の子どもたちを招き秦野で楽しんで
もらおうと、2015年から行ってい
る取り組み。震災から10年以上が経ち
変化する状況に合わせ、昨年初の東北
開催を実施。秦野では参加する親子の
ケアを、東北では現地の交流と経済へ
の寄与、参加スタッフに東北の今を知
ってもらうことを目的としている。

今回は神奈川県や埼玉県からスタッフと
その子どもたち小学生から大学生までが
参加。初日は子ども22人含む49人が参加
し、バーベキューを実施したほか大人と
子どもが一緒になりサッカーや鬼ごっこ
を楽しんだ。

今回は初参加者が多く、南相馬市以外の
いわき市や郡山市からの参加者も。福島
県内の支援学校の子どもたちも招待した
ほか、門馬和夫南相馬市長が視察に訪れ
た。

翌日は震災遺構である浪江町立請戸小学
校や東日本大震災・原子力災害伝承館を
見学。改めて震災のことを知ると同時に、
多くの現地の人たちと交流した。

「大人、子ども、地域に関わらず横のつ
ながりを作るという目的は達成できまし
た。PJは2024年に向け、活動を開
始します」とスタッフの福嶋秀樹さんは
話した。

旧石器時代の暮らしを体験してみよう 
火起こし、弓矢、古代の服の試着…
11月3日に相模原でイベント
10/23(月) カナロコ 

2019年の「旧石器ハテナ館
まつり」で行われた弓矢体験
(相模原市提供)

旧石器時代など大昔の人の暮らしを体験
できる「旧石器ハテナ館まつり」が11月
3日、相模原市中央区田名塩田の史跡田
名向原遺跡旧石器時代学習館(旧石器
ハテナ館)と同遺跡公園で開かれる。

【写真】覚えてますか?横浜マリン
タワー形の「車止め」

火起こしや弓矢の試射、古代服の試着体験
などが楽しめるほか、普段は立ち入ること
ができない国内最古の住居状遺構の中で建
物跡を解説する。同館のキャラクターに名
前を付ける来場者投票もある。

同館は全国的にも数少ない旧石器時代を
テーマにした展示施設。同遺跡は、約2万
年前の建物跡と推定される遺構が発見され、
1999年に国の史跡に指定された。

まつりは正午~午後3時(荒天中止)。
参加無料。解説は午後1、2時の2回。
問い合わせは、同館=電話042
(777)6371。

道の駅「あそ望の郷くぎの」で
真っ赤に色付いたコキア。満開
のコスモスも彩りを添えた
=23日、南阿蘇村

熊本県南阿蘇村の道の駅「あそ望の郷
くぎの」で、コキア500株が真っ赤に色
づき、満開のコスモスとともに南郷谷を
秋色に染めている。見頃は今月末まで。

こんもりと丸く茂るコキアはヒユ科の
一年草。道の駅によると、施設北側に
ある農地約6000平方メートルを有効活
用しようと、地元住民と6月に苗植えし
た。コスモス70万本も8月に植え、阿蘇
五岳を望む「映えスポット」として整備
した。

青空が広がった23日、観光客は高岳や
根子岳などの山並みを背景に、赤やピン
クの〝じゅうたん〟の撮影を楽しんでい
た。道の駅は「来年はコキアを1500株ま
で増やしたい」としている。

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