高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

明け六つの鐘

2023-03-15 08:14:00 | 日記
我が家から西に1.5キロ位の所にあるお寺。
明け六つ、暮れ六つに鐘をつく。🕕

かっこよく?「明け六つ・暮れ六つ」と言ったが、
正確には、「午前6時・午後6時」。
この頃はすっかり明るくなってからになる。🌅

冬は乾燥しているせいか?風向きなのか?よく聞こえる。
暗い中、
ストーブを点けながら聞こえてくる鐘の音を楽しむ。 

明けるのががだんだん早くなり、暖かくなってくると、
耳をすませても聞こえなくなる。
午後6時の鐘は、
喧騒に阻まれてか、滅多に聞こえない。 

「明け六つ・暮れ六つ」と言う時間帯。
江戸時代の時刻だが、
日の出、日の入りの時間を当てた。 

太陽が真上に来た時を「九つ」。
これは同じ時刻である。🕛
が、
日の出日の入りは、日々変わる。 
 

今の我々は、
暗かろうが明るかろうが、朝の6時は6時であり、
1時間の長さは変わらない。
江戸の時間は季節で「六ツ」が変わるので、
一刻(今の時間で約2時間)の長さも昼と夜では変わる、らしい。
ということを最近知った。 

日の出と共に起き、暗くなったら寝る生活では、
全然不便ではなかったのか? 

歴史小説、特に江戸時代の庶民の小説が好きで読んできたが、📚
時刻のことも、衣替えのことも、当たり前に出てきていた。
それらを何気なく、本当に何気なく読み進めていた。
この頃、読むスピードが遅くなったせいか?
頭に入りづらくなったせいか?
じっくり読む。

と、
“当たり前のこと” に引っかかりを覚える。
「え?え、え〜??」って感じ。
二度見状態。

小説 = 作り話である。
が、
作家さんの努力で、
ほぼ間違えなく江戸庶民の生活を伝えてくれていることだろう。
まだまだ楽しめそうである。 

 📖📚📖 






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする