このたびのイタリアの結婚式の新郎アンドレア君のお父さんは日本人です。
1970年にイタリアのクレモナに着いた石井高さんは、
ヴァイオリン製作学校を卒業し、1975年マエストロ・リウタイオ(楽器製作マイスター)石井に。
ジュゼッピーナさんと出会い結婚し、幾多のの困難を乗り越え、今日があります。
詳しくはマエストロ石井さんのサイトでどうぞ→こちら
クレモナの現在の工房で、ヴァイオリンど素人ファミリー向け講義をして下さった。
素材となる木が音を決めるから選別は大事です。
表はもみの木で、裏と横はかえで。
接着するためのニカワは、振動をうまく伝えるためには天然の動物性油脂でないとダメだそうです。
表面に何十回と塗るニスもこだわりの茜色。
形、板の厚さ、カーブ、すべてにこだわり、手作業で仕上げていくから数ヶ月はかかります。
機械を使って作れば1日1万台はできるという。
現在流通するヴァイオリンの90%は中国製だとか。
ほかにもいろいろ、聞いたしりから忘却のかなたですが
マエストロ・リウタイオ、楽器つくりの名人ならではのお話が伺えました。
石井さんが作られたヴァイオリンで、リトアニア人のドナタが試奏した。
リトアニア人って何でもできるのにもびっくりだった。
「秀吉が聴いたヴァイオリン」(三信文庫)という著作をいただけてサインしてもらった。
まだ全部読み終えてないのですが
天正遣欧少年使節が日本にに持ち帰った楽器で、秀吉に当時の音楽を聞かせたことが本のタイトルになっています。
アマーティの作ったヴァイオリンのニスの茜色に惹かれた話から、
その持ち帰った楽器を調べたり復元に努力されたこと、ストラディバリとその周辺の話などなど。
マエストロ石井さんは、ストラディバリがアホみたいに高い値段で売買されているのをとても冷静にご覧になられています。
ちなみに現存する真作で最も評価の高い18世紀初頭の作品は、オークションで約4億円で落札された。
ふつう新品のヴァイオリンは、高価な品でも200万円くらいらしい。
2011年6月21日、東日本大震災の被災者支援のために日本音楽財団が英国のオークションにかけた、
1721年製のストラディバリウス「レディ・ブラント」は1589万4千ドル(約12億7420万円)で落札されました。
18世紀初頭の作品が最も評価が高いようです。
というのは、ストラディバリの生存は1644~1737年で、いくらなんでも80歳越したら体力的にもヴァイオリンを作るのは難しいから。
現在本物と確認されているのは約600挺といわれるにもかかわらず2000挺ほどでまわっているらしい。
ストラディバリの製作した弦楽器には、18世紀の慣例に基づきラテン語でAntonius Stradivarius Cremonenfisというラベルが貼られています。
ここから、彼の製作した弦楽器はストラディバリウスあるいは省略してストラドと呼ばれます。
偽物ラベル
ラベルが貼られていても、レプリカや贋作が多いそうです。
実際、石井さんの工房に鑑定や修理などで持ち込まれたもので贋作に出会った経験も何度かおありのようです。
これは贋物ですって宣告するかどうかは、実に悩ましい。
持ち主の考え方生き方を見て答えるそうです。
莫大な金額で流通するものは、真偽鑑定も、通知も難しいものですね。
1970年にイタリアのクレモナに着いた石井高さんは、
ヴァイオリン製作学校を卒業し、1975年マエストロ・リウタイオ(楽器製作マイスター)石井に。
ジュゼッピーナさんと出会い結婚し、幾多のの困難を乗り越え、今日があります。
詳しくはマエストロ石井さんのサイトでどうぞ→こちら
クレモナの現在の工房で、ヴァイオリンど素人ファミリー向け講義をして下さった。
素材となる木が音を決めるから選別は大事です。
表はもみの木で、裏と横はかえで。
接着するためのニカワは、振動をうまく伝えるためには天然の動物性油脂でないとダメだそうです。
表面に何十回と塗るニスもこだわりの茜色。
形、板の厚さ、カーブ、すべてにこだわり、手作業で仕上げていくから数ヶ月はかかります。
機械を使って作れば1日1万台はできるという。
現在流通するヴァイオリンの90%は中国製だとか。
ほかにもいろいろ、聞いたしりから忘却のかなたですが
マエストロ・リウタイオ、楽器つくりの名人ならではのお話が伺えました。
石井さんが作られたヴァイオリンで、リトアニア人のドナタが試奏した。
リトアニア人って何でもできるのにもびっくりだった。
「秀吉が聴いたヴァイオリン」(三信文庫)という著作をいただけてサインしてもらった。
まだ全部読み終えてないのですが
天正遣欧少年使節が日本にに持ち帰った楽器で、秀吉に当時の音楽を聞かせたことが本のタイトルになっています。
アマーティの作ったヴァイオリンのニスの茜色に惹かれた話から、
その持ち帰った楽器を調べたり復元に努力されたこと、ストラディバリとその周辺の話などなど。
マエストロ石井さんは、ストラディバリがアホみたいに高い値段で売買されているのをとても冷静にご覧になられています。
ちなみに現存する真作で最も評価の高い18世紀初頭の作品は、オークションで約4億円で落札された。
ふつう新品のヴァイオリンは、高価な品でも200万円くらいらしい。
2011年6月21日、東日本大震災の被災者支援のために日本音楽財団が英国のオークションにかけた、
1721年製のストラディバリウス「レディ・ブラント」は1589万4千ドル(約12億7420万円)で落札されました。
18世紀初頭の作品が最も評価が高いようです。
というのは、ストラディバリの生存は1644~1737年で、いくらなんでも80歳越したら体力的にもヴァイオリンを作るのは難しいから。
現在本物と確認されているのは約600挺といわれるにもかかわらず2000挺ほどでまわっているらしい。
ストラディバリの製作した弦楽器には、18世紀の慣例に基づきラテン語でAntonius Stradivarius Cremonenfisというラベルが貼られています。
ここから、彼の製作した弦楽器はストラディバリウスあるいは省略してストラドと呼ばれます。
偽物ラベル
ラベルが貼られていても、レプリカや贋作が多いそうです。
実際、石井さんの工房に鑑定や修理などで持ち込まれたもので贋作に出会った経験も何度かおありのようです。
これは贋物ですって宣告するかどうかは、実に悩ましい。
持ち主の考え方生き方を見て答えるそうです。
莫大な金額で流通するものは、真偽鑑定も、通知も難しいものですね。
仰せのように贋作も多いですし、私はバイオリンには疎いですが、それでも色々話を聞いたことがあります。ホンモノをバラして、部品を一部だけでも使用して、他の部分を新しく作り変えても、それをストラディバリだといって売るとか(汗)
以前大阪某所で、蔵に安置してあるというストラディバリ・・だという品を見せて貰ったことがあります。大切な楽器なら、しまいこむよりしかるべき方に使用して貰うほうが、楽器のためになるのにとは思ったのですが、あれはホンモノだったのか、贋作だったのか・・今となってはわかりません(笑)
仕事仲間のバイオリニストさんが、「これはそんなに高くないねん」といって普段使っているのが300万ほどの器でした(汗)家買えるほどの楽器はプロになれば当たり前なんでしょうね・・。私は体1つで歌うだけなので、プライスレスでよかったかも・・(笑)
たくさんのお友達からのハピーバースデーメッセージ寄せられてお返事大変でしたでしょう。
だんだん年を考えるとうんざりする年齢かも。
しかし1年が無事過ぎて年を重ねられたことはおめでたいことですもんね。
これからの1年もつつがなく、健康で過ごせますように。
そして美声にさらに年輪重ね聴衆を癒してください。
やはりストラディバリっていろんな方法の偽造があるのですね。
石井さんから聞いた偽造話もあまり具体的に書くのはお名前出してるのでやめることにしました。
TV番組でもよくあてる聞き分けやってますでしょう。
実際聞くものにとっては、ストラディバリかそうでないかはあまり分からないそうで、楽器を演奏する人が感じるのか分かるのでしょうか。
ヴァイオリンもひきこまないといい音にならないのだそうですね。
ニスの色も変化していくようですが、この変化を石井さんはお知りになりたいそうです。
それで一番安全な東宮にお預けしてあるのだそうです。
偽造の方法というか、えらい大学教授なんかから、贋作が回ってくるという話も聞いたことがありますが、私はバイオリニストではないので、適当に聞き流していました・・もっとちゃんと聞いておけばよかった(汗)
あるハープの職人さんがおっしゃっていたのですが、「値段が高いからといって、すべてが必ずしも良い音色とは限らない。しかし、よい楽器は確実に高額」だとか・・。
これは楽器だけでなく、多くのものにもあてはまる一つの真の側面だと思います。
このヴァイオリン工房。
石井高さんですか。
工房を見て
名人なのだと直感しました。
天正遣欧少年使節がヴァイオリンを
日本に持ち帰り
豊臣秀吉に聞かせたことは
初めて知りました。
イエズス会に連れられて船でポルトガルに着いたときはすでに国が滅んでた。
それでスペインのフェリペ2世に接待を受けたとか聞きました。
その後クレモナやミラノあたりはスペイン領だったようで、クレモナにも3日間滞在してるんですよね。
400年も前の話が、海外での足跡に感動します。