秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

想像と違ってた臼杵石仏

2018-06-08 | 旅・九州


旅の3日目、さすがに目が覚めると外は雨。
天気予報ではその前日午後から雨、でもありがたいことに遅れて降り出したのは夜半から。
2日目の国東半島の山腹にあるお寺巡りはお天気に恵まれて助かりました。

臼杵石仏は、ネットで予習したらたいていは石仏が大きく写っているので、その周りが想像と違ってた。
いつか行く人の参考になるかと周りをメインに画像アップしておきます。



石仏観覧券集札所を過ぎた坂道下より撮影。
入場券は駐車場の前にあるお煎餅屋さんで、そこの従業員さんがガイドをしてくださるようです。
そして帰りはそこでお土産買うような仕組み。


雨に煙ってて、なかなか風情がありました。


坂を上がったところに建屋に覆われたホキ石仏第一群










それなりな坂と階段を上がります。




山王山石仏


その右手に

日吉神社
雨降ってるし団体見学で時間ないので鳥居を撮影しただけ。

最初のホキ石仏群の建屋を山王山から遠景で写すと



坂道下ってまた上がり、古園石仏

右からみるのと左から見るのは表情が違って見えます。






以前は、仏頭が落ちて下の台座に安置され、それがまた世界的に有名だった。
400年前の地震で落下、350㎏もあるそうです。



保存修復により平成5年8月に仏頭は復位し胴と一体となりました。


これら石仏群は平成7年6月に磨崖仏では全国初、国宝に指定されてました。

ちょうどこのころにか、天皇皇后両陛下は臼杵石仏群をご見学になられ、そのために階段は美智子さんの足幅に合わせて作られた。
よって美智子さまの階段とよばれると聞きました。

鳥海山でも皇太子が山の傾斜を歩きやすいように階段道を作ったと言われてました。
皇族が来られると急激に開発が進むというエピソード、日本各地津々浦々にあるのでしょうね。



石仏観覧券がいらない柵覆われてない田舎の風景、こころが落ち着きます。
ずっと先に蓮池があり、もうすぐ楽しめますね。
近くで暮らしてたらこのあたりの散歩できていいなぁ~




日吉神社が気になって調べたら、田んぼのなかに一の鳥居らしきものがあるようです。



今はきれいに整備され観光地化された臼杵石仏群でした。



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
臼杵石仏 (mari)
2018-06-08 19:08:34
行きたかったのに行かれませんでした。
叔父・叔母のお見舞いが目的だったので、次回はと思っていましたが、叔父が亡くなり、叔母は忙しいのに来なくていいと言うのです。
たくさんの石仏は見たいですね。
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mari さんへ (ulala)
2018-06-08 20:37:54
手術終わって体調回復されたら、ぜひまたお出かけください。
別府の温泉でリラックスして、関サバ関アジにフグに唐揚げ、美味しいものいっぱいありますね。

さて、臼杵の石仏は野ざらしではなくなって、きれいに整備され、それと引き換えに無くしたものもあるでしょう。
平安末期から鎌倉にかけて造られたらしいですが、この里で村人たちが長く信仰してきた思いが伝わりにくくなってます。
公園か美術館で作品を鑑賞してる感じで、手を合わせたとしても形だけ、形骸化してしまったような。
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Unknown (TM)
2018-06-09 09:52:10
臼杵石仏群がこんなに整備されていたなんて知りませんでした。野外美術館みたいですね。

できたら昔のままに残してほしいという気持はありますが、石仏保護や拝観客の安全面での観点からはやむを得ないでしょうね。高齢者が多く訪れますからね。

四国八十八カ所をバスで巡るツアーもあるようです。
アクセス手段がいろいろあると、旅する高齢者が増えるでしょう。それは良いことですわ。
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TMさんへ (ulala)
2018-06-09 10:06:06
そうなんですよ。
風化を防ぎ末代までとはいかなくとも、少しでも長く保存するためには屋根覆いが必要なんでしょう。
でもあまりにきれいに周りの環境が整えられたために、美術館や博物館で見る仏像と同じで、信仰の対象よりも芸術品みたいな。
熊野磨崖仏がそのままの状態で圧倒されましたが、こちらでは散歩にいいとこやなという感じ、でした。
私的には、時の流れに身を任せで、風化はやむを得ないのではないかと思ったり。
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