秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

第23番札所 勝ちダルマの勝尾寺 

2013-05-04 | 西国33箇所
知人が強力パワーのお祓いうけに勝尾寺へ行くのに同乗させてもらいました。
西国33箇所の23番札所で朱印賜るため、
最初は、それしか考えてませんでした。
ところが、実際足を運んでみると、驚いたこといっぱいありました。

まず、お寺のいたるところダルマだらけでした。



入山料400円を支払って、山門入ります。
すぐに池があり橋を渡ると長い長い階段が続きます。



その階段参道脇には、今の時節、シャクナゲがとてもキレイでした。



階段を振り返ると、整然と並んだ燈籠もステキです。









やっと本堂に到着!










本堂左手に総合受付所があり、ここで朱印を賜ったり、勝運祈願を申し込みます。


12時40分からの祈願では、本堂中へ同座させてもらいました。
そのときの体験談は次回に


   
箕面市粟生間谷(あおまたに)2914-1
第23番札所 応頂山勝尾寺(かつおうじ)かつおじ・かちおじとも読まれる。
御詠歌  重くとも 罪には法の 勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ

応頂山は大阪平野の真北にそびえ、
数千年の昔より山自体の持つ霊力によって無類の聖地として崇拝されてきたお山だそうです。 

勝尾寺は、奈良時代末期765年、光仁天皇の皇子・開成(かいじょう)によって開創されました。
桓武天皇のお兄さんになります。

平安時代中期、六代座主の行巡が清和天皇の玉体安穏を祈り、
その効を示した事から天皇自ら王に勝った寺「勝王寺(かつおうじ)」の寺名を賜わる。 
寺側は「王」を「尾」の字にひかえ、以来「勝尾寺(かつおうじ)」と号すようになりました。 

源平の内乱に焼失した堂塔伽藍も、すぐさま源頼朝によって再建されました。以来、源氏・足利家・徳川家など各時代の覇者達が
当山の勝ち運を求め、参詣を重ね、何事にも「勝つ」寺として勝ち運信仰の歴史を辿っています。

現存する薬師堂は源頼朝の再建であり、本堂と山門は豊臣秀頼の再建。

Jリーグのガンバ大阪も毎年必勝祈願を行っている、らしい (-"-;A ...

万部(まんぶ)おねり

2013-05-04 | 日々是好日
ちょっとよそではお目にかかれないような珍しい法会を見てきました。
融通念仏宗総本山・大念仏寺最大の伝統行事で、大阪市の無形民俗文化財に指定されてます。


5月1日~5日まで毎日午後1時から執り行われます。
たまたま実家の宗派ながらも、今までこのお練り供養にお参りするチャンスありませんでした。
拝観料も要りませんし、他の宗派の方でも大丈夫。

できる限り電車バスでお越し下さいとお達しがでてるのに、
車で行ったから、外部の駐車場に停めるのに少し並び到着したのは午後1時半。
すでに始まってました。







本堂の外側に設置された橋を練り歩き、本堂正面から入堂されます。



鉦を叩きながら「融通念仏 なんまいだぁ~」と唱和しつつ歩かれてました。











そして、いよいよ二十五菩薩お練り供養が始まります。






金色の仮面をつけた観世音菩薩さまは、
紫蓮台を両手でかかえずっと腰を落とした状態で歩かれます。

このあと全部で25菩薩が次々とねり歩かれ、極楽浄土の世界から娑婆世界へとお還りになられます。







詳しくは→融通念佛宗総本山大念佛寺 万部おねり 

小林一茶も33歳の時、1795年(寛政7年)大念佛寺に来て句を残しています。


  春風や 順禮ともか ねり供養   一茶