goo blog サービス終了のお知らせ 

noとnotの違い・・・一度に視界が開く!

2006年01月31日 16時37分24秒 | 文法的整理
no:否定の意味が極めて強い。「・・などということは、絶対、ないんだよ」という感じ

一方

not:単なる否定。淡々とした否定。「じゃない」といったところ。

次の熟語の意味は?

 ①no more than ⇒たった、しか
 ②not more than ⇒せいぜい

 ③no less than ⇒ もの、~も多くの
 ④not less than ⇒少なくとも


上記の①~④の区別はなかなか難しくありませんか?
私は何回覚えても忘れていたのです。しかし、noとnot の差異が理解できてから、
理解できるようになりました。

以下に説明します。
①-1 I have no more than ten books.

10冊より多いなぞとは絶対ありえないんだよ⇒たった10冊、10冊しか・・・ない

②-1 I have not more than ten books.

10 冊より多いことはありません。⇒せいぜい10冊  です。

moreを否定する表現形式は、少なさの表現形式ですが、①-1の方が、少なさの程度が、高い。②-1のほうが少なさの程度において、低い。①-1がより少ない、といいたいのです。

③-1 I have no less than ten books.

10冊より少ないなどということは絶対ないんだよ⇒10冊も・・もっている

④-1 I have not less than ten books.

 10冊より少ないことはありません⇒少なくとも10冊は・・・持ている。

lessを否定する表現形式は、多さの表現形式ですが、③-1の方が、多さの程度が高い。


その他に:

It is no good(use) crying spilt milk.

のような文章があります。その際のno は上記のような「こころ」なんですね。
しっくりいくでしょう。

これから。noをみたら、その見方で見てください。なるほどと思える、と思います。

このことがわかってから、実際、私の視界がひらけた、かんじがするんです。











最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。