from today's Nikkei-加圧水型、直下地震をどう訳す?

2006年10月31日 10時55分26秒 | 新聞記事から
原発事業 三菱重、GEと提携交渉 主流の加圧水型 米で販売協力柱に
According to sources, Mitsubishi Heavy Industry Co.,Ltd. and General Electric Co.in the U.S. will likely start to negotiate their business alliance in the nuclear power generation plant business.The focal point of its negotiation will be how the pressured water reactors, which are mainstream products of Mitsubish, should be marketed in the U.S through the GE's networks.
参考:加圧水型原子炉といわれたとき、はじめからこの分野の英語に対応しようとするならいわば常識事項かも知れない位のものであり、軽く対応できなければいけない。けれども、いきなり、何の前触れもなく、こんな言葉に対応しなければならなくなったら、どうするか?私もこの加圧水型はさっと口に上ってこなかった。しかしそこでひるんではいけない。ヒントは漢字にある。加圧した水が何かポイントになっているのです。水を加圧するとは水に圧力を加えることで、pressure waterといい、水を中心に考えれば、water is pressured となります。そのような水を簡単に言えばpressured water となります。だからpressured-water reactor とかpressured-water-type reactor とか言っとけばいいのではないか考えることができます。「-」を入れるかかどうかは、適当に。
reactorは必須の単語かと思う。

大阪直下地震 被害額19.6兆円 府内分試算
A panel of the Osaka prefectural government ,in charge of taking necessary actions against anticipated natural disasters such as an earthquake,announced on October 30 its estimate that if the Osaka area is hit by an earthquake whose epicenter is just beneath the area, the damage will become 19.6 trillion yen at worst even if limited within the Osaka orefecural area.
参考:直下地震というのは、地震の震源が被災地の真下であるような地震である。直下地震を表現するとき、「直下の」という形容詞を地震の前につければいいわけですが、「直下の」という形容詞がなかなか無いのが実際のところです。結論から言えば、そのつど形容詞を作る必要があります。その作り方は後で述べるとして、こうしたややこしい表現の場合は、その意味内容に着目して、後置修飾で対応すれば、ほとんどがうまくいくものです。この場合で言えば、地震(その地震の震央が被災地の真下なのですが)というようにやればいい訳です。表現が少々長くなることはありますが、確実に表現できます。
あるいは if an earthquake beneath the Osaka metropolitan area occurs, という比較的簡単な後置修飾も可能でしょう。
これで十分ではあるが、更に、前置修飾で言う場合はどうするか?答えは「直下の」という形容詞を自分で作る。どうして作るか? 「-」を使っていわゆる複合語を作る。いかに作るか、その作成過程を紹介します。直下と言えば、just beneath the area(site) , just beneath the stricken(hit) area, just beneath it,などの言葉が出てくるので、
これらの言葉の間に「-」を挿入して新しい形容詞を作る。
で、an just-beneath-the-hit-area earthquake
  an just-beneath-it earthquake
an just-beneath-the-site earthquake
an at-just-beneath-the-site-occured earthquke
とかができてくるようです。ようですというのは私も確信的自信があるわけではないからです。だから正式のテストなどではやらないほうがいいかと思いますが、困ったときは、こうした手法があるということが、新聞を読んでいたらわかってきます。解説した本はほとんど無い。その意味からも貴重なコメントと、我ながら、思います。恥を忍んで書きました。

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