「こそあど」体系

2009年06月22日 09時43分20秒 | 自分の意見の陳述
「こそあど」体系というものが日本語の文法にあるらしい。
こ:話し手に近接しているもの
そ:聞き手に近いもの
あ:話し手、聞き手両方にとって遠いもの
ど:疑問詞

例:これ、それ、あれ、どれ。

日本語の「どうの、こうの」「こうの、ああの」「こうしたり、ああしたり」「こっちいったり、あっちいったり」は英語にもあるらしい。

It was Cal this,Cal that. Cal says this,Cal and I did that.
(電話の中身はキャルがこうの、キャルがああのだった。キャルがこう言い、キャルと私がああやったでした。)

Do this,do that,go here,go there.
(こうしたり、ああしたり、こっち行ったり、あっち行ったり勝手なことしてよい。)

以上は、村田勇三郎氏(立教大学名誉教授)の著作から。

要するに、「こそあど体系」に対応する、英語、this ,that, here, thereなどを使って表現するらしい。


文例を知らないが、この流儀で行けば、it,which ,who,where,などを使うこともありうるのでしょう。大体日本語の感覚と同じでしょう。
You are always telling me,it and that, this and that, where I should go, whom I should love, which I should buy.It's enough now.
(これは全くの即興で今私が書いたものですが、多分こんな感じでいいのだと思います。「あんたはいつもおれに口出してばかり、あれ、これ、言って、どこへ行ったらいい、誰と会えばいい、何を買ったらいい。もう沢山だよ。」位の意味です。)


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