ベニバナイチヤクソウ１）

　数日前に道新にも紹介されていたNさんの裏山の林の中に「ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草）の群生があります。今年はとても美しく咲いているというので、連れて行ってもらいました。

　2年ほど前に来ていましたが、今年は群生がさらに広がり白樺の林の中にひっそりと咲いていました。

　ベニバナイチヤクソウは白樺林の下などに群生する多年草で、15個ほどの小さな花をつけ、草丈は15～20㎝ほど。その名の通り薬草で、葉を揉んで虫刺されに塗り、乾燥したものは脚気の薬に使われるそうです。

　よく見るとピンク色の花の中に濃いピンク、薄いピンクや白などの花が混じっており、緑の葉に映えていました。

大地の息吹

　牧場の撮影を終えて俱知安町に下りて、八幡地区へ行ってみました。

　広大な豆畑（小豆畑？）が広がっている所へ来ると、芽が出たばかりの細いラインの上に、白い靄が沸き上がっていました。きっと朝のうちは冷え込んだ土壌から、太陽の熱を受けて水分が立ち上っていると思われます。まるで「大地の息吹」のようでした。

　

　　

　　　

　　羊蹄山をバックにして、豆畑と麦畑が広がり、すそ野に靄が・・・

　

　　

　こちらのすそ野には牧草と思われる草が伸びていましたが、よく見ると緑と黄緑色の格子状になっていました。