羊蹄山の眺めが良い場所に、広々とした畑をお持ちの農家のNさん夫妻から、「山ワサビ」がたくさんあるので、採りに来ませんか?と、電話がありました。
我が家でも「山ワサビ」を植えていますが、なかなか大きくならずに、短い牛蒡のような感じで、しかも今は雪の下に埋もれています。
いただいた「山ワサビ」は写真のように太くて良く育っていました。どうやら、あまり肥料をあげると、あちこち広がってしまうので、肥料は特に必要ないとのことでした。
「山ワサビ」とは「西洋わさび」とか「ホースラディッシュ」とも呼ばれて、北海道の特産物で、耐寒性なのです。そういえば関東や長崎では食べたことがありませんでした。
ワサビと同様にお刺身に使われますが、ほかにも、ロースとビーフの薬味や、醤油と混ぜてご飯のお伴にしたり、マヨネーズと合わせてフライにつけて食べたり、ソーメンの薬味としても独特の風味があります。
保存方法を調べてみると、土の中に植えたままで保存するのが一番いいようですが、乾燥すると「ワサビチノール」という揮発性成分が飛んでしまうので、すり下ろさずに根のまま、密封して冷凍保存がよさそうな感じです。
すりおろして醤油やだし醤油と混ぜて密封して冷凍保存する方法も紹介されていました。今度実家に帰る時に、お土産に持ち帰ろうかと思っています。
Nさん宅ではカボチャがたくさん収穫できるそうで、片栗粉と混ぜて練りこんだカボチャ団子用のものもいただきました。綺麗で卵焼きのようです。フライパンに油をいれて焼き、砂糖醤油でいただきました。甘みがあり、美味しいです。
更に、海の幸「ホタテ」などもいただき、さっそく夕食にお刺身で美味しくいただきました。勿論「山ワサビ」をつけて・・・・・