護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

4月21日  二部 ここまで来たか日本の食糧自給。

2008年04月21日 17時30分05秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 4月21日  二部 ここまで来たか日本の食糧自給。

 冷凍食品問題は立ち消えに成ってしまった。
 昨日の朝日新聞のトップ記事が、鰹の南郷町では体力を使う肉体労働を日本人は敬遠するのでインドネシアから労働者が安い賃金で雇われているらしい。

    
 
 つづきの二面を見ると長野のレタス生産業者は中国から研修生として自給530円という低賃金で650人うけいれている。と云う事は(こちらからお入り下さい)の村の人口の8分の1が中国人と言うことだ。

 と言うことは、鰹もレタスも立派な日本生産だが、それを出荷するのに海外の人々の手を煩わせなければ出荷できないと言うことだ。
 国産食品の生産に携わる外国人研修・実習生の推移(朝日新聞より)
    
    

 面白いのは、日本には失業者が溢れている。しかしその人々は肉体労働には付きたがらない何故だろう。
 看護士も介護士も東南アジアから研修生を導入する。国際化は悪くはないが、低賃金で雇えると言うことだけで、安易に研修生を導入する事には賛成しかねる

 第一に日本では体力を使う仕事は極端に賃金が安い。一番よい例が介護士だ。
 介護制度ができた時には、最先端職業の如く宣伝していたが蓋を開ければ、重労働で、己が何とか生きていける程しか賃金を得られなく敬遠されている代表的職業なのだろう。

 農業も株式会社制度にすると言っている。と云う事は食料の生産にも外国の手助けがないと自給ができないと言うことは、食料自給率を厳密にいうと25%以下に成ってしまうということなのだろう。

 後期高齢者と言いこの問題といい何だか暗い気持ちになる。
 

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