護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年11月12日日曜日

2006年11月12日 13時20分17秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年11月12日日曜日

 相変わらず不正の記事が多い。和歌山県知事が県庁に数百万円の企業から集めて裏金として保存していたと載っていた。
 近未来通信が虚偽の説明して投資勧誘をしていたという。どうも日本列島は不正列島と名前を変えた方が良いのかも分からない。

 さて裏金を辞書でみると
【裏金】
1・取引などで、事をうまく運ぶため表に出さないで支払う金銭。
2・雪駄(せった)などの裏のかかとの部分に打ちつける鉄の薄板。
3・鉋(かんな)の刃の裏がわにつける小形の刃。

とあるから、政治や公益に関わるものは、
1・取引などで、事をうまく運ぶため表に出さないで支払う金銭。
であることは間違いなく何に使うかが問題だが正規な金の流れではないことは間違いなく賄賂性の高いことは間違いない。

 先日の会計検査の発表でも労働局は本業より裏金づくりがお上手なようだ。

因に
【賄×賂】は
1・「自分の利益になるようとりはからってもらうなど、不正な目的で贈る金品。袖の下。まいない。「―を受け取る」

2・ 公務員または仲裁人の職務に関して授受される不法な報酬。金品に限らず、遊興飲食の供応、名誉・地位の供与なども含む。


 麻生外相や中川政調会長の書くに対する発言でふと思ったのは、核兵器を直ぐにでも出来る能力を持っている国家の指導者の発言としては軽卒と言うより指導者としての資質を疑う。
 因に戦時に育った私は戦争に負けて、あの戦争を正当化しないが、今でもアメリカに憎しみがどこかに存在する。広島・長崎や各地の大空襲に対しての戦後のアメリカの態度がそうさせたのかも分からない。だから日本には私のような気持ちの人間はたくさんいると思う。
 もし日本が本気で核を持つといったらアメリカは持たすだろうか。
 仮にアメリカがイエスといっても国連で拒否権を持っているロシア・中国が許すわけはなく。近隣諸国は日本に背を向けるだろう。そして核を持つという国が次から次へと現れるかも分からない核の拡散だ。
 回りに敵を作るような政治家は早く引退してほしいものだ。
 
 俗っぽい話で申し訳ないが、新聞の二面には大学生の男女共、性交渉の経験者が60%を超えたと載っていた。週刊誌には複数の経験者も多いそうだ。
 履修問題で揺れているが、高校で大学受験術だけの勉強をして大学に入り、大学では性の勉強をしてキャリアになるために行く所なのか。

 勉強をする事が出来なかった、ごまめ、のぼやき、失礼しました。

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4 コメント

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欲と金 (石頭の息子)
2006-11-12 22:01:04
こんばんわ、

 何処かのサイトに投稿したのですが、ヤクザも国も同じようなものではないでしょうか、私利私欲、欲と金で世の中が動いているのは今も昔もかわらないように思えてなりません、賄賂も裏金も昔からおなじようにあったのだが、たまたま世の中の情報がふえて明るみに出た、のだと思うのですが。

  クソまじめに働いてきた身には信じられないような賄賂と裏金なんですが、それでも思い当たることがあります、兄弟、親族や友人に盆暮れの祝儀は付け届けはいいでしょう、それが会社の上司や地域のボスに御礼と称して盆暮れをしますね、ありゃ立派な付け届けですね、会社でも取引相手の役職や下っ端にまで付け届けをしますね、昨今は緊縮財政で一頃のような派手さはありませんが、それでも細々と続いているようです、見返りを求め、見返りがあるから付け届けをするのでしょう。

  そんなこんなで現役時代は後輩が盆暮れを送って来る度に家人に同じ額(分かるのです)の品を送り返したものです、これが馬鹿にならない出費でした、会社関係でも随分と住所を聞かれましたが丁重にお断りをしたもんです、それでも自宅に届く付け届けは受け取り辞退としました、これがまた大変でした、配達すり人が受け取り辞退を知らないので説明するのが難儀だと家人に愚痴られたものです。

  こんなことを真面目にやったので現役時代は変人扱いをうけました、だれも理解してくれませんでしたね、上司から常識がないとか、業者からはウチの会社だけ断られたと思ったのか冷たくされました、付け届けを受け取った上司や同僚に仕事の話には来るが私には来なくなったものでした、それでも それがどーしたとばかりに節を曲げなかったが、なんだか随分と損な役回りであったのは間違いありませんでした。

  新聞やテレビで賄賂の話が賑やかに出る度に、どこまでがお世話になっているお礼の印で、どこからが賄賂になるのだが考えてしまいます、付け届けは多少の損得につながるが潤滑油でもあるようです。日本では魚心あれば水心なんて云って付け届けは社会文化になっています。

  しかし、公務員や政治家への付け届けは賄賂以外のなにものでもありません、ましてや利権がらみであれば立派な犯罪でしょう。

  アメリカさんの映画なんかでは税金誤魔化しは重罪です、また賄賂も一旦明るみにでると立ち直れないような刑罰があるようです、かなり徹底しているのはそれだけ賄賂がひどかったのでしょう、あのヤクザのカポネでさえ殺人罪でなくて脱税で何百年という刑でした、その点では日本は賄賂天国で選挙民なんかでもそのおこぼれ頂戴のようなところがあって寛容としか言いようのないところがあります、ほんと日本人は温厚にして寛容な民族です。「朱に交われば赤くなる」が元々交わる前から真っ赤なのです、同じ日本人としては赤面の至り。

これは愚痴以外のなにものでもありません。
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石頭の息子さん 全くです (憂楽嘲(ごまめの翁))
2006-11-13 14:37:24
石頭の息子さん
 全くです。

 ものを送り届けるのは見返りを期待しているからほかなりません。

 先日も母ちゃんの兄が簡単なオペをするのに大金の袖の下を包むというので,DRを堕落させているのはアンタみたいな人間が居るからだと怒りました。DRに袖の下を包まないと良い医療をしてもらえないと言うのが一人歩きしているようです。因に母ちゃん3度の大手術をしていますが、退院する時お世話になりましたと最敬礼しておしまいでした。

 良心的なDRは袖の下はしごとがしずらいと言っています。今の世の中にしたのはヒョットしたら国民が悪いのかと思ったりします。

 最近思うのです。ドラマのサスペンスなどは今の政治を手本に作っているのではないかと。
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知らず、、知らず、、 (石頭の息子)
2006-11-13 16:26:22
 ドラマのサスペンスで影響を受けることについて。

 終戦直後の小学校には二宮金次郎の薪を背負って本を読んでいる焼き物の像があったものです、勤勉に働き学ぶ姿ですが、それが子供の理想像として学童の脳裏に焼きついていた。

 学校では漫画本は禁止でした、先生は文学作品を読んできかせて下さった、子供心に文学への憧憬を膨らませたものでした。 当時の小学生向け雑誌には正義が最後には勝つという話ばかりであった。

 ところが昨今はどうでしょうか、ゲーム機のストーリーにしても、漫画本にしても、ネット社会も、テレビの報道にしろ、多彩な価値観があるとばかりに人間悪をテーマにしたものが実に多い、そんな環境で育った親や今の子供が人が本来持ち合わせている善まで否定するところがあります。

 世の中の風潮を良きにつけ悪しきにつけ知らず知らずの内に学んでいるのではないでしょうか。我ら世代と若い世代は違った価値観であるのは明らかです、もっとも価値観の継承を怠った我ら世代の責任もあると思うのです。
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現実 (憂楽嘲(ごまめの翁))
2006-11-13 19:01:54
 近頃は、テレビもアニメもゲームも現実もいっしょくちゃ。

 仰るように価値観が現実もバーチャルも一緒で、その証拠に最近のドラマは漫画を取り入れたものが多いということは、本当の文学者が居なくなったのでしょうか。
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