護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07/06/21 第三部  ゴマカシさんと ドロボーさん

2007年06月21日 15時00分56秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07/06/21 第三部  ゴマカシさんと ドロボーさん
 テレビのニュースショーは多岐にわたって放送するので番組担当者はさぞかし忙しいのだろう。
 
    
 食品会社が豚肉を牛肉と偽って販売したらしい。
 会社の言い訳は「牛肉の良いのがなかったから、豚肉を少し足した」とあまり責任は感じたような顔をしていなかった。

 考えると、日本には分からなければ何でもありと言うことが昔からあるのではないか。
 終戦直後、孤児の私は何か所かで仕事をしたが、どこでも誤魔化しがあり、それが当たり前だと思っていた。
 だから今でも、一寸したごまかしは誤魔化しあがってとの感覚が残っている。

 今の社会を観察してみると、道路交通法でも電話をかけながら、たばこをふかしながら違反者がごろごろ走っている。
 法律を犯しても、見つからなければ大丈夫が蔓延している。恐いのは殺人でも平気で行われ、人を切り刻むのが日常茶飯事になったことだ。
 昔は阿部定事件で男の大事な処を切りとったくらいだったのではないだろうか。
 恐らく日本国民の中には、判らなければ、何でもありとそう思っている人が増えている。
 難しい世の中になってしまった。

    
 昨日も書いたが、サクランボとトウモロコシが盗まれている。此の様に大量の農産物を売りさばくのに秘密のルートがあるのだろうか。

 終戦直後、孤児の私は餓えのため、お腹が背中に引っ付いて倒れそうになり、茄子畑に入り座り込んで生でかじった事を思い出した。美味しいとは感じなかったが、涙がぽろぽろ流れ止まらなかった。
 現代人には考えられないだろうが、昔は餓えのため農作物を頂戴した経験者は居られると思う。
 しかし現代の泥棒はお金儲けの泥棒だから時代はかわったものだ。



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