護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年8月8日 金曜日 銚子市立総合病院

2008年08月08日 17時05分41秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年8月8日 金曜日 銚子市立総合病院

今日の朝ズバッの特集で、銚子市立総合病院閉鎖問題をやっていた。厚生労働省労相が医師の研修医制度を変えてから、
      
医師が極端に少なくなりそれに伴い閉鎖に追い込まれる診療科目も出て赤字続きで閉鎖を余儀なくされると言うことなのだ。
そして、番組でも日本の医師数のグラフがでていた。
       
ご存じグラフでは先進国最低だ。
ただ注意となければ成らないのは、これらグラフは現在医師の免許を取得している数なのだ。実動数もっと低いと言うこと。そして、研修医制度を変えたために,医師が大都会に辺住しているということらしい。
因に大都会の医師に今手が足らないかと聞くと、銚子市立総合病院の様な閉鎖に追い込まれるほど困っているとはいわないと思う。
私も入院中に同じ質問をすると、忙しいが手の足らないことはないと答えが返ってきた。
ただ、ある医師は「厚生労働省の医療関係の医師たちは現場を知らない者達ばかりだから、現実離れしたことばかりをやっている」と言っておられた。
研修医制度も研修医が自分で研修する病院を選択できるので、設備の整っている大病院で研修しやすいところを選択するのは当たり前で、それは一部の大都会なのだろう。

銚子の病院も後53日で閉鎖される。
     
そしてDRの人数も
      
と極端に減っている。
そこで市民は遂に立ち上がったのだ。
      
そして、
      
銚子市の人口7万2500人の中の半数以上の署名を集めてデモ行進をはじめたという。

私が、何故之を書いたかというと、此のような問題は日本の地方都市にもっと出てくると思う。
これは、国家の医療行政の失敗を医療機関や地方に押し付けている国家に責任があると思うからだ。
     
日本の平均寿命が伸びたと喜んでいる。しかし私は些とも嬉しくはないのだ。
機械でも長年使うと故障するのは当たり前で、人間も然りで,老いて安心して体の故障を修理できる世の中が老人は欲しいだけなのだ。
考えてみると、市民病院などは庶民のいく病院だ.裕福層は重病になればお金を積んで私立の有名病院に行けるだろう。
銚子市で唯一庶民の総合病院が消えるのを厚労大臣はただ私の責任ではないと眺めているのだろうか。

後期高齢者医療でも都道府県によって全く違ってくるのは、やはり憲法第三章第25条に違反しているとしか思えない。


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