ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

キノコと秋ツタと大事件

2018年11月14日 09時52分14秒 | コース



ラフに行ったボールを
打とうとしたら……
近くにキノコがあって、
狙いを決めるスパットとして
バッチリでした。

夏から秋に向けて
いつものコースでは
たくさんのキノコと遭遇します。
今年はコースの近所で
収穫されている椎茸の美味しさの
虜になっている関係で
キノコが特別に見えます。
食べようとは思いませんが、
『帰りに椎茸を買おう』
と思うのです。
ちなみに、椎茸は好物ではなく、
むしろ嫌いでしたが、
鍋用に帰りに買ったら
信じられないぐらい美味しくて、
食感も良くて、
虜になったのです。



ゴルフコースの紅葉は
ツタから始まる、
という人がいます。
先月から赤くなっていく
ツタの画像を撮りましたが、
綺麗に上手に撮れませんでした。
先週、やっと撮れました。

昇る朝日と地を這う秋ツタ。
いつもと違う時間に
通過したので出逢えたシーンで、
暗示的な雰囲気もありました。
やっとツタの紅葉が撮れた、と
個人的には達成感がありました。

ふんわりと秋ゴルフを
楽しんでいたのですけど、
満員でたくさんの人がいるコースでは
信じられないことが起きるのも
ゴルフなのかもしれません。



生垣の左2mぐらい下に
ティーエリアがあります。
枯れている生垣ではありません。
下り坂でカーブの途中です……

カートが突っ込んで、
ティーに向かって落ちた跡です。
カートは壊れたようですが、
乗っていた人は無傷だったそうです。

「カート運転するの初めてです」
という人だけの組があるなんて
初めて聞きましたが、
昨今の若いゴルファーなら
運転しないカートで
ゴルフを覚えたという事情も
あるのかもしれません。
下り坂のカーブで
アクセルとブレーキを
踏み間違えてドーン……
生垣を乗り越えて、
2mを落下して、
怪我人がいなかったのは
ゴルフの神様の奇蹟です。

事故った人たちは
別のカートに乗り換えて
スタートしていきました。
途中で見かけましたが、
何事もなっかったように
楽しそうにプレーしていました。
事故のほうが幻だったのかと
変な気分になりましたが、
それでこそゴルフなのだと
ほのぼのとしてしまいました。



よくわからないと思いますが、
イノシシの親子に
フェアウェイの芝を
広範囲に剥がされて
救急処置で修復し、
オーバーシードしていました。
夏芝は今の時期からは
回復しないので、
来年の夏まで
冬芝で凌ぐしかない、
という悲劇です。

こういうシーンを見ると、
禁止されていても、
猟銃や罠で夜の間に
イノシシを仕留めるという武勇伝に
拍手したくなります。
コースのエリアは彼らの縄張りかも
しれないのですけど、
だからこそ、こういうやり方は
ダメなのだと理解し合いたい、
と願ってしまうのですが……
自然という現実はシビアです。

食欲の秋。
芸術の秋。
秋ゴルフは贅沢で、
事件は現場で起きています。
盛り沢山で大盛りなゴルフは
プライスレスです。 

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