ミステリー 騒ぎ立てずに ゴルフする 誰が犯人 グリーンサイド

8月最後のゴルフ。
最終ホール。
涼しい内に終えて
一安心。
という瞬間です。

さて、告知をしていた
18番ホールで
気になることについて
今日は書きます。

まずは、画像を。



木陰のカートストップから
クラブハウスに
戻っていくカート道は、
太陽に照らされて
乾いています。
茶色く見えるのは、
豪雨で斜面の土が
流された結果、
泥が残った跡です。

それよりも、
左の木の幹です。

大きなヒマラヤ杉の
樹皮が剥がれて
内側が剥き出しです。

なんじゃこりゃ？
と気がついてから
少し時間が経って
いますけれど、
18番を終えるたびに
どうしたの？
と思ってきたのです。

暴走したカートが
激突した説。

鹿が夜中にやった説。

病気などで自然に
剥がれちゃった説。

色々な物語を
考えていましたが、
消化不良で
モヤモヤしていました。

この画像は、
カメラを置くときに
シャッターに
触ってしまい
偶然撮れたものです。

帰宅してから
このミステリーを
放置するな、という
ゴルフの神様の
暗号的メッセージだと
ビビッと来たのです。

コースのスタッフに
聞いてしまえば
一発で答えが出ます。
でも、それでは
つまらない、
と思ったのです。

色々と調べてみました。
ヒマラヤ杉は
老木になると
樹皮に縦に割れ目が入り
台風などのときに
割れ目から一気に
樹皮が剥がれてしまう
ということが
あると知りました。

かなり有力な説です。
説得力があります。
確かにこの木は
大きいので老木です。

もう一つは、
カート衝突説です。
剥がれた部分の
一番下が、
カートのバンパーと
同じ高さだからです。

もしかすると
元々、樹皮に亀裂があって
事故でそれが
一気に剝けてしまった、
と考えると
ありそうです。

3週間ほど
推測してきましたが、
出尽くした感があって
答え合わせで
コースのスタッフに
聞いてみました。

「カート事故は
ないですね」
という話でした。
どうやら、
自然に禿げた説が
正解だったようです。

何よりも、
コレが原因で
枯れないことを
祈るしかあっりません。

ヒマラヤ杉が
大好きです。
ミステリーを経て、
ますます好きが
増しました。

隅っこまで
ゴルフコースを
楽しめることは
本当に幸せなのです。


Golf Planet メルマガ無料登録はこちら

ゴルフプラネット　第65巻　　～頭を空っぽにしてゴルフを楽しもう～ 篠原 嗣典 マイナビ出版

ゴルフ千物語⑨　Powdery Snow 篠原 嗣典 マイナビ出版

まつよい 篠原 嗣典 マイナビ出版