民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

第1回伊那ヒルクライムレース~自転車通勤家、ロードレーサーに挑む~

2021年08月09日 | 日記
数日前までは台風直撃、その時間帯だけ雨!の予報(^。^;)
そんな雨男エピソード追加の流れだったけれどまさかの晴天。自転車は強引に車に詰め込んできた。周りは予想通り自転車愛好家ばかり、車での運搬も慣れたものなんだろう。

皆さん、色とりどりのサイクリングジャージを着こなしている。

自転車通勤家(笑)は見渡す限りボクだけ。

でも大丈夫、想定内。

とは言え、皆さん、自転車トークに花を咲かせているので入っていけない。

彼らが使用しているのは何十万とかする自転車やパーツなのである。

メルカリで三万位で買った中古クロスバイクなんて誰も興味がない。

もちろん自転車通勤トークは誰もしていない(笑)

泥除けつけないと出勤前の雨とか困りますよねーっ。

カゴがあると想定外の荷物がある時に便利ですよねーっ。

みたいな(笑)

見渡すと、ペダルにカチッとくっ付く専用シューズの人が目立つ。

でも大丈夫、そこも対策済みである。10年以上前に買った川遊び用のシューズが見た目がそれっぽいから用意してきた。見た目だけなので、底には何も付いていない(笑)

もちろん自転車への機能性ゼロ(笑)

自転車愛好家はグローブもつけている。
そこでランニング用のグローブを装着した。

こちらも自転車への機能性はゼロ(笑)

そして、自転車愛好家はフレームにドリンクホルダーが付いている。

マストアイテムだ。当然、自転車通勤者のボクにはない。

通勤時間10分以内のボクに給水は必要ないのである(笑)

なので、ボトルすら持っていない。そしたら参加賞の中にボトルらしきものを発見!残念ながら洗剤だった。

飲んだら死ぬ(笑)という訳で、自転車通勤者のマストアイテムのカゴを使用するコトに。

このカゴを開くと、自転車通勤者オーラ全開になる(笑)車の後ろに自転車を立てかけて自転車愛好家風に振る舞うが、たぶんそうじゃないのはバレていた。

ちなみにこんな人たちも(笑)自転車仮装家!?
自転車食料配達家(風)!?

お疲れ様です(笑)
という訳で、自転車愛好家、いや、バリバリのロードレーサー達に混じってスタート位置に移動。

腕を出すと日焼けがヤバい、サングラスをしないとそれっぽくならない。

そんな二点を先日の練習で学んだボクにはこれが限界。
自転車通勤家としてこれ以上はない。ロードバイクじゃないのは10台以下だった。

つまり参加者の9割がロードレーサーなのである(゚o゚;

自転車通勤家の場違い感、ハンパなかった。それなのに人生初のエースナンバーを与えられたボクは18番目の出走。

自転車通勤者なのでレースへの緊張は全くない。スタートは15秒ごと。一瞬だけ平坦だったけど、あとはひたすら登り登り、そして登りである。標高差540メートル、全長6.5キロ。もちろん自転車通勤には有り得ないコース(笑)

ボクが追い越したのは一人だけ、後はひたすら追い越された。

完全なる弱者である。

自転車通勤家がロードレーサーに勝てる訳がないのは分かっていたから平気だけど。

半分くらいの所でついに自転車を押すコトに。

てか、乗ってても降りて歩いても同じくらい疲れるし、スピード変わらないから(笑)

これも自転車通勤家の日常には有り得ない行為だ。

歩くより早いし楽だから自転車に乗っている訳で(笑)

しかし自転車通勤者だからこそ、レース中でもキレイな景色には立ち止まって写真が撮れる。たぶん、そんなコトしてたのボクだけ(笑)

そんなこんなで汗だくになりながら無事にゴール。

ヒルクライムという競技は、ほぼ登山だというコトを体感した。楽しいよりしんどいけど、ゴール後の下り坂はただただ気持ち良い。人生初のヒルクライムレース…

自転車通勤家にとっては過酷だったけれど、目標としていた一時間は切って完走できた。参加者95人中87位(2人リタイヤ)。自転車通勤家にしてはよく頑張ったと思う。そして翌日の新聞にも見事に写りこむという相変わらずの才能を発揮したボクであった(笑)