現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界陸上2011テグ 第8日

2011年09月03日 | 陸上
韓国のテグで行われている世界陸上も8日目。テレビ観戦したのは何日目だっけなー。ま、それはおいといて。

午前中に行われた男子50km競歩では、森岡選手が6位入賞。あまり気を入れずに見ていたら、いつの間にやら順位が上がっていて驚いた。有力選手でさえ警告3枚で失格することも多い厳しい判定種目で一度開いた差を詰めて行くのは厳しいことと思う。実際、前回大会でも山崎選手が最初から積極的に出て失格になっているし。森岡選手はこれでロンドン五輪内定とのこと。五輪でも良い成績を期待したい。その前にちゃんと興味持って見ないと…。

夕方からの放送では何と言っても女子走り高跳び決勝。クロアチアのブラシッチ選手とロシアのチチェロワ選手の美女対決。しかも、二人は前回大会の金、銀メダリストなので、ブラシッチ選手の連覇か、チチェロワ選手の金奪取か注目していた。

さて、注目の対決。ブラシッチ選手は怪我で出場を見送るかも知れなかったという話があり、やはりジャンプにも精彩を欠いていた。成功するジャンプはまだまだ余裕があるように見えたが、失敗ジャンプでは助走から勢いに乗ることが出来ていなかった。2m03cmに成功したとき、思わずあの奇妙なダンスが見られ、今回はここまでかもと思ったのが当たってしまった。

一方、出産から復帰して僅か1年で大舞台に戻ってきたチチェロワ選手は、勝負の決した2m05cmまでミスのないジャンプを見せ、見事に金メダルを獲得した。2m05cmは両者とも飛べず、2m09cmの世界記録への挑戦は叶わなかったが、見事な勝負だった。惜しかったのは、助走で手拍子を要求しても、スタンドがいまいち応えてくれなかったことだろうか。

そして、もう一つの注目は、男子200m決勝。あのフライングの悪夢がまた起きないことを祈りつつ見ていた。今回はボルト選手もきっちりとスタート。世界新は出なかったが、レース自体は余裕と取れる内容で金メダルを獲得。しかし、スタートのリアクションタイムはかなり悪かったようで、やはりスタートから攻めるということが出来なくなっているのは明らかなよう。フライング1回で即失格というルールは、致し方ないという思いもありつつ、やはり厳しすぎるのかも知れない。

あと、前回の記事に書いた「呪いの表紙」は、今日見事に打ち破られた。今日の表紙は女子100mHのピアソン選手。準決勝、決勝と他を寄せ付けないハードリングで金メダルを獲得した。やっと呪いが解けて一安心?とはいえ、もう明日が最終日なんだけどね…。
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世界陸上2011テグ 番外編

2011年09月02日 | 陸上
韓国のテグで行われている世界陸上。3日目の“室伏金メダル!”の興奮以降、なかなか競技を見られていない。時間的な問題が大半だけど、残りはあの「呪いの表紙」に由来する。

呪いの表紙とは物騒な、と思ってしまうが実際にかなり凄いことになっていた。その表紙とは、大会の日毎に用意されているプログラムの表紙のことで、その日に登場予定の選手の中で競技の顔とも言える有力な選手が採用されているのだが…。

1日目:男子棒高跳びで優勝候補のフッカー選手。予選に登場し、記録なしで敗退。
2日目:ボルト選手。言わずもがな。
3日目:男子110mHのロブレス選手。決勝で1着になるも、走路妨害で失格。
4日目:女子棒高跳びのイシンバエワ選手。前回大会の悪夢再びとばかりに6位に終わる。

と、いった具合。5日目は女子20km競歩しか競技が行われなかったようなので、プログラムはないのかな?6日目ははっきりとは分からないけど、司会の織田裕二さんがこのことに言及して、「今日も…。」というようなことを言っていた気がしたなぁ。

有力選手の結果が出なかったからと言って、いつもは興味を失ったりはしないのだが、こうも連続していると、気持ちがやや低調になっていく。せめて日本人選手の結果くらいは追いかけたいのだが…。

しかしまあ、3日目の表紙が室伏選手でなくて良かったと思ってしまうのは私だけだろうか。逆に室伏選手が表紙だったら、呪いだなんて言われずに済んだのではとも思うのだが…。

世界陸上も終盤。呪いが解けることを祈りたい。
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