現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

おあとがよろしいようで (あだち充)

2011年01月27日 | 漫画・アニメ
あだち充先生の画業40周年を記念した本。「ナイン」以降の連載作品の最終回と連載終了までの経緯などのインタビューが載せられている。

「タッチ」に始まり、「H2」であだち先生の作品というくくりで好きになった。「陽あたり良好」、「みゆき」、「ナイン」とさかのぼり、「じんべえ」、「ラフ」、「スローステップ」と網羅した。以後、「いつも美空」、「KATSU!」、「クロスゲーム」、「QあんどA」と連載が始まる度に追いかけた。

「ナイン」以降だと、唯一読んだことのない「虹色とうがらし」以外は、一応何らかの形で全巻を持っているので、最終回を読んだことがないということはない。ただやはり、連載を終了するにあたって、あだち先生がどのような状況にあり、どのような思いを持っていたのかということはなかなか知る機会がないので、とても興味深い内容だった。

そして、改めて気付いたことと言えば、最終回は後日談的な話が多いということだろうか。計画的にきちんと終わらせていると思うのだが…。いろんな漫画が集められているのに、盛り上がりがあまりないというのが少し寂しく感じてしまった。

… …

そういえば、10年前、あだち充先生の画業30周年を記念したボリューム満点の記念セット(イラスト集や作品、キャラクター等の解説本、フォトフレーム等のグッズ)が発売された。

3万円弱という値段に当時は飛び付くことが出来ず、数量限定の予約生産だったため、手に入らなかった。その後、イラスト集のみ単体で発売されて、勿論購入。でも、やっぱりセットで買えなかったのが残念だったなぁ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 謎解きはディナーのあとで | トップ | ユキポンのお仕事(DVD) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

漫画・アニメ」カテゴリの最新記事