現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

新作アニメへの期待が薄い訳

2012年02月08日 | 聖闘士星矢
昨日の聖闘士星矢新作アニメ放送開始のニュースについて、改めて考えてみる。とは言いつつ、自分でもどこから手を付けたら良いのかあまりまとまっていないのが現実。なので、一つ一つ片づけて行こう。

新作アニメにあまり期待できない一番の理由は、聖戦ではないことに尽きると思う。自分自身そのことはあまり意識していなくて、そのことに気付いたのは実はLC(冥王神話THE LOST CANVAS)を読んだからだった。車田先生本人の作画ではないLCをそれなりに評価しながら読んでいたのは、話の根幹がすべてハーデス軍との聖戦であり、アテナ軍における戦いの頂点だったからだと思っている。

さらに、アテナの化身がこの世に生を受けることが聖戦のためであるわけで、その戦いへ臨まない世代はある意味で谷間の世代と言えると思う。新作アニメはまさにこの谷間にあたるわけで、相手がどうであれ、聖戦以上であるとは言い難いのでは?と思えてしまう。

このことは実はアニメ映画での続編が期待されていた天界編についても同じであると言えてしまう。私も天界編については期待をしていたんだけど、よくよく考えてみると、劇場公開された天界編序奏は何度か見たけど、どうしてもストーリーがすんなりと頭に入ってこなかったことに気付いた。それはきっと、戦いに対する目的意識が聖戦に比べて浅いからだったのではないだろうか。

劇場版が公開された当時は冥王神話のLCもNDもなく、それが唯一の続編だったからこそ期待していたのだと思う。

現在も連載が続いているND(冥王神話NEXT DIMENSION)についても、車田先生による正統続編であるにも関わらず、実はイマイチと感じる部分がある。それは結局のところ、天界編の話も踏まえつつ、過去を舞台にしながら、現在(星矢の時代)と過去の話をリンクさせていることにブレを感じるからだと思う。(まぁ、単行本の発売間隔が長いということも一因ではあるんだけど…。)

改めて新作アニメの設定を読んでみると、星矢が黄金聖闘士として登場するということにも違和感を覚えてしまうし、鷲座が青銅聖闘士というところも釈然としない。聖衣のランクは世代で変わることはないはずだし、星矢はやはり黄金聖闘士よりも強い力を発揮出来る青銅聖闘士であって欲しい。

やる以上、多分見るとは思うけど、どうしても期待値は上がらないなぁ。

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