現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

スターダスト (DVD)

2008年10月26日 | 映画(テレビ/DVD)
ウォール村で暮らす冴えない青年トリスタンが、流れ星を探すために行ってはならない“壁”の向こうの世界で美女に姿を変えた流れ星と出会う。

美女に姿を変えた流れ星が地上で拾ったルビー。それは壁の向こうにある王国ストームホールドの王位継承者に与えられるルビーだった。さらに流れ星の心臓を喰らえば永遠の若さが得られると、400年流れ星を待ち続けた魔女が現れて…。

ストームホールドの王位継承争いに、若さを手にしたい魔女との争いと色んな話が絡まっているため、展開がスピーディーで中盤からかなり引き込まれた。

が、序盤のトリスタンのダメ男ぶりがあまりにダサくて、凄く長く感じてしまった。そもそも流れ星を持ち帰ると好きな人に約束したからって、人に姿を変えているのに、そのまま連れ帰ろうとするかなぁ。「この人が流れ星だよ。」って言っても普通信じてくれないよね。

そのダメ男っぷりにはうんざりしていたけど、中盤からカッコ良くなっていくトリスタンはまるで別人のようで、その様変わりが映画に引き込まれた理由でもある。

王位継承争いをしている王子たちが、殺されると幽霊になって残りの王子の近くで王位の行方を窺っている絵があったり、トリスタンが変貌するきっかけを作った海賊のキャプテンが実はおかま趣味だったりと、随所にコミカルなシーンがあって面白かった。

DVDでの鑑賞だったため、序盤のうんざりさに危うく停止ボタンを押しそうだったので、最後までちゃんと見て良かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする