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現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

実写版・魁!!男塾

2008年02月09日 | 映画
言わずと知れた、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「魁!!男塾」の実写映画。

連載していた原作を読んで好きだったからこそ興味を持ち、この時期にあえて男塾を実写化するんだからと観てきたわけだけど…。

なんて言ったらイイのか。ある意味オモシロかったのだが、結果的には残念だった。

ことさらシリアスに作り込んでいるシーンが、一番笑えてしまってどうしようもなかった。CG処理などの映像技術を使わず、リアルアクションで作り上げたのは凄いと思うが、やっぱり非現実的な戦闘シーンを小細工なしに演出するのは不可能。

ホントは凄いはずの必殺技が実に人間的。死闘のはずがリアルな格闘技。その映像のギャップがあまりに大き過ぎた。

アニメ化もそうだけど、原作ありきだと、設定の違いがいつもポイントになったりする。実際、この映画にも原作との設定の違いはあるし、気になるところではあったけど、先述のギャップの前では些細な違いでしかなかった。

それにしても、出演者はそれなりに豪華だった。とても学ランを着るような歳じゃないのに、照英や田中哲司が塾生役で出ているし、修羅和尚には織本順吉まで。ちょい役とは言え、オセロの中島知子や矢沢心、つじあやのまで登場したのは驚いた。

さらに、パンフを見ながら、原作の絵と実写を比べると、キャラの多くはかなり忠実に作り込みが成されていると思う。

そう考えると製作者サイドの原作への思い入れは半端じゃなかったんだなぁと感心してしまう。それだけに、肝心な部分で見せ方が不十分だったのが、やはり残念だった。
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デス・ノート後編(テレビ)

2008年02月09日 | 映画(テレビ/DVD)
話題の映画だったデス・ノート後編。映画版オリジナルのラストがどんなものなのか、それがとても気になるところ。

原作のラストをLとの対決の最後に持ってきた形で上手く収まっていて、デス・ノートとしてのぶっ壊れた感じはそのままだった。それに完全に救いのない終わり方をした原作と違って、比較的イイ形で終わったと思う。

私がそう思うのは、デス・ノートの原作を読みながら、ニアやメロとの対決に入ったあたりから急激に興味を失ったから。

だから、Lとの対決のところで上手くまとまっている映画版の方が、より完成度が高かったように感じられたのだと思う。

Lがややカッコ良過ぎたような気がしたけど、それもある意味映画版ならではの良さといったところだろう。

とにかく、思ったよりずっとイイ作品だったので、見て良かった。これならLが主役のスピンオフは期待出来そうだ。
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