2011年、ウィルスによって99%の人類が死滅した。生き残った人類は、汚染された外界と遮断された都市で生活していた。
時は2415年。かつてワクチンを開発したトレバー・グッドチャイルドの子孫によって圧政を強いられる生活に、全ての人類が満足していたわけではない。イーオンは反政府組織の戦士として、反乱分子と間違えられて政府に殺害された妹のウーナの復讐のため、現政府議長トレバー8世を討つ機会を待ち望んでいた。
ついにその指令が下りる。しかし、トレバーを見た瞬間、見知らぬ記憶が頭を過ぎり混乱する。気を失ったイーオンは、一時捕らわれの身となるものの、脱出し、より組織の内部へと潜入する。そこでトレバーの研究室を発見し、そこで自分とそっくりな女性の写真が飾られていることに気づく。
トレバーの研究とは一体?自分は一体何者?何故妹は殺害されたの?
全ての謎が解けたとき、それは衝撃の真実を物語っていた。
… …
独特の世界観とそのバックボーンたる組織図があまり理解し切れないままストーリーが流れていってしまった。見どころはやはり、イーオンのセクシーな衣装とカッコイイアクションシーンなのだろう。でも、私にはどこかカッコ良さが足りないと思えた。
最後までいまいち感が拭い去れなかったのは、冒頭の解説をぼんやり聴いてしまったためなので悔やまれる。というか、解説長いゾと思うのは私だけなのか。人類に何があってというだけならまだしも、「反政府組織が…」とか、そこまで解説されてしまうと世界観に入り込めないと思うんだけど…。
この前観た「
北斗の拳」も思いっきり冒頭で解説してたけど、あれはもはやよく知られた世界の説明だしなぁ。
シャーリーズ・セロンって何の映画に出てたっけ?と疑問に思った私に、パンフを見て「
スタンドアップ」という衝撃の事実が飛び込んできた。あまりにイメージが違うので、観ている最中は全く気づいてなかった。いや、本来なら知ってていいはずなんだけど。