現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

映画優先で。

2006年03月21日 | かこのひび
一昨日、日本国民のおよそ半分くらいが注目していたWBC(ボクシングじゃない)の準決勝・日本 vs. 韓国に全く興味を示さず、過ぎ去ってから気づいた私。

今日、決勝戦・日本 vs. キューバが行われていることは知っていた。きっと多くの国民が注目しているのだろうというのも知っていた。私も少なからず興味はあった。でも、およそ1ヵ月半ぶりの映画とどちらを優先するよって選択迫られたら、そりゃー映画を選ぶってもんで。

北斗の拳」には少しガッカリしたものの、「ナルニア」は面白かったし、映画を観に行ったことは満足している。映画の合間に日本がキューバに勝って優勝したと知った。おめでとう。でも、だからって野球を見れば良かったとは思ってない。だって、映画と野球とどっちを…(以下同文)。

… …

今日って火曜日なんだよなぁ。なんだか曜日感覚がオカシイ。
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北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章

2006年03月21日 | 映画
死の灰にまみれ、世界は再び暴力が支配していた。覇権を巡り暴力の限りを尽くす拳王ラオウと聖帝サウザー。どちらが覇権を握ってもそこに残るのは暴力の支配。乱世の拳、北斗神拳の伝承者であるケンシロウは、世界の救世主となれるのか。

… …

あらすじは語るのが面倒臭くなるくらい原作と同じで、サウザーが登場したくだりのままだった。とは言うものの、ラオウ伝というくらいだし、レイナという新キャラが登場していて、ラオウに焦点が当たっている点が違うところ。でも、そのせいでどこかチグハグさが感じられてならなかった。

この映画が制作されるにあたっての予備知識がなく観たのだが、ラオウ伝の意味は、原作・アニメで修羅の国編以降に明らかとなったラオウのホントの野望を盛り込んだ上でのストーリーということのようだった。

そのために修羅の国からラオウを慕っていたレイナの存在があったのだろう。だけど、そこまで意味があるように思えなかった。むしろ、ユリアの存在がないのが寂しかった。

唯一予備知識として持っていたのは、声優が阿部寛と宇梶剛士ということだった。どちらも残念ながら、ケンシロウ像とラオウ像を掴みきれていないという印象だった。特にラオウは優しすぎると最初は思ったのだが、コンセプトからすればそれで良いのかとも思えた。

2年ほど前に新・北斗の拳というOVAが全3巻で発売されたけど、それは完全なアナザーストーリーだったため、それほど違和感はなかった。今回は原作のストーリーを焼き直したパラレルストーリーだったので、より違和感を持ったのだと思う。

結局のところ、ラオウの真意を盛り込んで暴君と化した頃のラオウを描くのには無理があるというのが一番の感想。

それから、エンドロールを見て驚いたのがレイナのキャラクターデザインを北条司が手掛けていたという事実。確かにそれらしいと思いながら見ていたけど、ホントにそうだとはネ。

作品に対するいろいろな愛を感じられた瞬間だった。
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ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女

2006年03月21日 | 映画
戦争で疎開した4人の兄弟姉妹が、疎開先の豪邸で見つけた不思議な衣裳ダンス。その中には、全く別の世界が広がっていた。4人はその世界、ナルニアと呼ばれる国で、予言にある2人のアダムの息子、2人のイブの娘であると言われ、王となる運命であると告げられる。

自分たちはそんな人間じゃない。予言を信じられず受け入れられない4人。しかし、魔女に捕らわれた次男を助けるためには、予言を受けて戦争の準備を始めたアスランという者の力を借りなければならず、3人はアスランの下へ急ぐ。やがて100年続いた冬が終わりを告げ、ナルニアには予言通りに時が流れ始めていた。

… …

兄弟姉妹が絆を深め、異世界で勇敢に戦う。ありがちと言ってしまえばそれまでだけど、空想上の動物に混じって普通の動物が本当に動いているように描かれている世界観は圧巻だった。

ファンタジーらしいファンタジーとは少し趣が違うのかも知れない。若干子供向きではあるけど、充分に楽しめる映画だった。
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