世界柔道4日目は、男子90kg級、女子70kg級、78kg級が行われた。
各階級への日本選手のエントリーは次の通り。
男子90kg級:小野卓志選手、西山大希選手
女子70kg級:國原頼子選手、田知本遥選手
女子78kg級:緒方亜香里選手、池田ひとみ選手
まずは女子70kg級。前回銅メダルだった國原選手に期待したいところだったが、準々決勝で敗退。敗者復活戦に勝って3位決定戦へ。序盤で内股を決めて技ありを奪い、優位を保ったまま試合を進めた。一本は取れなかったが、そのまま優勢勝ち。前回と同じ、銅メダルを獲得した。
次は女子78kg級。緒方選手が世界ランク1位ということで、金メダルへの期待がかかる。緒方選手自身も、銅メダルだった前回大会後にやはり金じゃないとダメだと気持ちになったらしい。順調に勝ち上がって辿り着いた決勝の相手は地元フランスの選手。前日の上野選手のように判定にもつれ込むわけにはいかない。試合運びは決して悪くはなかったのに、組み手争いから僅かに間合いが出来た瞬間、ほんの少しの隙が命取りになった。え?一本?と目を疑いたくなるくらい一瞬の出来事だった。悔しい銀メダル。金メダルへの思いは、来年のロンドン五輪にぶつけて欲しい。
最後は男子90kg級。準決勝で小野選手と西山選手が対戦。前回銀メダルの西山選手は、小野選手に勝ったことがないとのことで、優勝を目指す上でも五輪代表争いを考える上でも勝たなければいけない対決となった。今大会、何度も目にする日本人対決。ここでもやはり両者に技によるポイントは入らず。指導によるポイントで西山選手が決勝へ進出した。本当に僅かな差しかなかっただけに、今度こそ小野選手が大舞台で優勝する姿を見たかったのだが…。
その小野選手は3位決定戦へ。韓国の選手を相手に先に技ありを取られる苦しい展開だったが、逆転の一本で何とか銅メダルをもぎ取った。
西山選手の決勝の相手は前回と同じくギリシャのイリアディス選手。前回の雪辱を晴らして欲しいと期待したが、一本を奪われてまたしても敗れてしまった。序盤こそ自分の組み手で揺さぶることが出来ていたけど、途中からは完全に相手のペースになってしまった。まだ手の届かない金メダル。西山選手にもロンドン五輪でこの雪辱を晴らして欲しい。
4日目は銀メダル2つ、銅メダル2つという結果だった。
その他、田知本選手は三回戦でキューバの選手(國原選手が3位決定戦で戦った相手)に敗れ、池田選手は準々決勝で敗れ、敗者復活戦へ回るも3位決定戦へは進めなかった。放送の見落としがなければ、試合の映像はゼロだったので、両者とも試合内容がどうだったかは窺い知れなかった。
各階級への日本選手のエントリーは次の通り。
男子90kg級:小野卓志選手、西山大希選手
女子70kg級:國原頼子選手、田知本遥選手
女子78kg級:緒方亜香里選手、池田ひとみ選手
まずは女子70kg級。前回銅メダルだった國原選手に期待したいところだったが、準々決勝で敗退。敗者復活戦に勝って3位決定戦へ。序盤で内股を決めて技ありを奪い、優位を保ったまま試合を進めた。一本は取れなかったが、そのまま優勢勝ち。前回と同じ、銅メダルを獲得した。
次は女子78kg級。緒方選手が世界ランク1位ということで、金メダルへの期待がかかる。緒方選手自身も、銅メダルだった前回大会後にやはり金じゃないとダメだと気持ちになったらしい。順調に勝ち上がって辿り着いた決勝の相手は地元フランスの選手。前日の上野選手のように判定にもつれ込むわけにはいかない。試合運びは決して悪くはなかったのに、組み手争いから僅かに間合いが出来た瞬間、ほんの少しの隙が命取りになった。え?一本?と目を疑いたくなるくらい一瞬の出来事だった。悔しい銀メダル。金メダルへの思いは、来年のロンドン五輪にぶつけて欲しい。
最後は男子90kg級。準決勝で小野選手と西山選手が対戦。前回銀メダルの西山選手は、小野選手に勝ったことがないとのことで、優勝を目指す上でも五輪代表争いを考える上でも勝たなければいけない対決となった。今大会、何度も目にする日本人対決。ここでもやはり両者に技によるポイントは入らず。指導によるポイントで西山選手が決勝へ進出した。本当に僅かな差しかなかっただけに、今度こそ小野選手が大舞台で優勝する姿を見たかったのだが…。
その小野選手は3位決定戦へ。韓国の選手を相手に先に技ありを取られる苦しい展開だったが、逆転の一本で何とか銅メダルをもぎ取った。
西山選手の決勝の相手は前回と同じくギリシャのイリアディス選手。前回の雪辱を晴らして欲しいと期待したが、一本を奪われてまたしても敗れてしまった。序盤こそ自分の組み手で揺さぶることが出来ていたけど、途中からは完全に相手のペースになってしまった。まだ手の届かない金メダル。西山選手にもロンドン五輪でこの雪辱を晴らして欲しい。
4日目は銀メダル2つ、銅メダル2つという結果だった。
その他、田知本選手は三回戦でキューバの選手(國原選手が3位決定戦で戦った相手)に敗れ、池田選手は準々決勝で敗れ、敗者復活戦へ回るも3位決定戦へは進めなかった。放送の見落としがなければ、試合の映像はゼロだったので、両者とも試合内容がどうだったかは窺い知れなかった。