ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

頂いた雉の卵と、今日の花

2006年04月11日 | 友達・知人ほか
 奈良・田原本は雨が降っています。夕方にかけて更に強くなるとの予報です。朝7時30分の気温は、15度でした。

 昨夜、御近所から珍しい物を頂いたので紹介します。それは雉の卵です。
生まれて初めて手にしたのです。田舎暮らしなら、なんとかして雛に孵すことにトライしたでしょうが、育てられる環境と知識も無く胃袋に納まることになりそうです。雉の種類は分かりません。
 鶏卵が長径58ミリなのに対し雉の卵は45ミリ位で、短径は鶏卵が45ミリなのに対し37ミリ位で大きさの違いは写真をご覧下さい。白いのが鶏卵(Lサイズ)です。

 鶏卵を手にすると殻の割れる心配が先に立つのに比べ、雉の卵を手にしても割れる心配が全くしないのです。この殻を自分で割って出て来る、雉の雛の強さを思い知らされた気がします。写真でも特徴の全てを捉えていませんが、色も、模様も本当に美しいものでした。何故か食べるのがもったいない様な気がする頂き物でした。

 さて、今日の誕生日の花は、キク科の【ミヤコワスレ】で、花言葉は「忘れ得ぬ人」とのことです。この名前の由来は、承久の乱(1221年)で佐渡に流された順徳天皇が(1197~1242)、この花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとのことです。
奈良へ昭和天皇が行幸された時、お泊りになられた「奈良ホテル」で、お部屋にこのミヤコワスレを生けられたという報道があったのを思い出しました。
 歌人 鳥海昭子さんは、
       忘れいし 人の顕(た)ちきて 歩をとどむ
                  都忘れの 花のむらさき
と、詠まれています。

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遠い昔に別れた人を、

ふと思い出すことがあります。

それは「忘れ得ぬ人」の

花言葉を持つミヤコワスレの花を

見つけたときかもしれません。

           鳥海昭子



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2 コメント

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雉の卵 (kunta-shellby)
2006-04-11 10:55:34
初めて見ました。キジの卵の殻は硬いのですね。ホント、食べるのが勿体ない素敵ないただきものですよね!



ミヤコワスレの花言葉は「忘れ得ぬ人」ですか。何か切ない気持ちになりました。この年になると、恋愛においても友情においても失ってしまった人がいますが、私の中でずっと忘れられないまま心に残っておりますね。
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多かれ少なかれ皆ありますね ( ノブト)
2006-04-11 12:06:00
 kunta-shellbyさん

コメントありがとうございます。

そうですね。誰もが「忘れることのできない人」がありますね。

それが多いのが良いのか、少ないのが良いのかは一概には言えないですが・・・。
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