アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

お見舞いの旅2(^.^)

2014年01月29日 | ココロの情景

別府の温泉旅館で朝倉市に住んでいる同級生Y君も駆けつけてくれて宴会となった。

朝倉市・・・・・聞いたことがないと思ったら2006年に甘木市と朝倉郡の朝倉町・杷木町が合併して誕生した新しい町だ。鳥栖市から東にすこしいったところにある。


同窓会は人数が多いので、ゆっくり話すことが難しいが、4人というのはちょうどよい。

私はだいたい聞き役だが、みんなそれぞれの近況を話してくれるので、いろんな人生があるものだなと勉強になった。


さて翌日の朝、カーテンを開けると朝焼けが素晴らしかった。

フランス印象派の画家が描くような海の色。全員が見とれていた。




Y君は用事があって別府で別れた。

我々3人は車で南下。高速を乗り継いで、時間があったので熊本で降りて腹ごしらえ。

この店は行列のできる店ではないが、熊本ラーメンとしてはまずまずの味を出している。


うまい~~。


熊本城も見学。


がん患者のM君は本来は自宅療養中で、お見舞いは自宅にうかがう予定だったが、我々が訪問する数日前に体調が悪くなり急遽病院に入院となった。


病院の個室で奥さんと会ったが、車椅子に乗ってはいるけれど話し方もしっかりしているし、握手したときも握力は十分あった。どうも食事が普通にとれていないようで、縦隔リンパ節のがんが食道を圧迫してモノが飲み込めないようだ。

それで体重も減少して50キロを下回っている。

点滴で栄養剤を入れているが、やっぱり口から食物をとるというのは大事なことだと思った。

 

あまり長居はできないのだけれど、M君も話したがるし結局1時間ばかり病室にいて、翌日もういちど訪問することにした。

 

鹿児島市内のホテルにはいり、夕食は3人で、

屋台村に突撃!

25軒くらいの店がひしめき合っている。

禁煙の店を探すのは難儀だったが、

 

空いている店のカウンターに陣取り、乾杯~~

E君は体調が心配なので本日はウーロン茶にしてもらった。

 

 

 

きびなごはひさしぶり。

 

 

 

E君はホテルにもどってもらい、私とT君は2軒目のスペインバルでワインをいただいた。

 

T君「M君と飲みたかったな~」

 

私「退院して体調がよくなったら東京で飲もうと言ってたから、期待して待っていようよ」

 

T君は学生時代か卒業して少したった頃か、がんの手術をしていて、

 

「ここまで生きるとは思わなかったな」

 

など、しんみりした話や、家族の話をぽつりぽつりと語ってくれた。

がんでなくなった私の妻のことは一つも聞いてこなかったのは、私に気を使ってくれたのか・・・・

 

後半は絵の話や写真の話で盛り上がり、帰りはタクシーのお世話になった

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>ミミさん (ヒデ)
2014-01-29 19:02:17
朝焼けの写真、何も加工せずJPEGそのままです
「見たとおりに写る」というのは大切な気がしてきた今日この頃です
「がん」つながりで話が深まってきました。
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ピンク (ミミ)
2014-01-29 16:52:54
キレイな朝焼けですね。
ピンクのグラデーションが美しい!
今日のブログの写真、しっとり撮れていますね

友人とじっくり話すとき、
自分も自分の心と向き合っているのかもしれませんね。
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