リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

ダウン

2018年03月04日 | Weblog
昨日のイヤな予感は的中。

花粉でやられた喉の痛みから
そのまま扁桃腺の腫れへ突入してしまいました。

目も充血し、
フラフラでベッドから起き上がるのも辛い状況に・・・

今日明日のレッスンはキャンセルさせていただき
まずは一日も早く治さないと・・・!


なのですが、
今日は待ちに待った。
首がキリンのように長くなって待ち望んだ

マエストロ・バッティストーニ指揮の
【カルミナ・ブラーナ】なのです。


いつもだったらチケット買っていても
扁桃腺が腫れて発熱までしていたら
動けないので諦めるところですが。


これは何が何でも行きたい

インフルエンザや風邪のように
人様にうつるものではないので
これは這ってでも行かないと
後悔する!

と思いまして。

新宿文化センターまでタクシーで行きました。
タクシーの中では横になって寝かせていただき
まさかの1万円。

でもお金には代えられない。



オケピで前4列が潰されていたので
まさかの最前列でした(笑

マエストロが出てきて
最初の棒を振り下ろした瞬間に

「ああ這ってでも来て良かった」

と思えました。

最前列だった事で、表情や
振りながらの息使い
ちょっと漏れちゃう声などが聞こえてきて
マエストロがどう音楽を作りたくて
どう流していきたいのかというのが
手に取るようにわかってきました。

ってまだ若干30歳ですよ

指揮者の世界では若いなんてもんじゃないほどの若さで
でも、世界中の著名な音楽家から信頼を得て
これほどまでに聴衆の耳を惹きつけて
夢中にさせる30歳ですよ。

マエストロを最初に拝聴したのは
二期会公演の2012年のナブッコでした(当時25歳ですよ!)
その頃から何度か来日を重ねていますが
まあ、だいぶ横にも大きくなられましたが^^;

でもそのパワフルさと音楽を全て支配し
押し寄せるような波は健在。
というか、目の前にいたことで
臨場感は本当に圧巻でしたけど。

帰りも興奮が覚めませんでしたが
ふと気がつくと体調はかなり悪くなっており
帰ってバタンキューです。

無理したけれど、
行って良かった・・・・