リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

ピーク

2013年03月17日 | Weblog
最近花粉がピークを迎えたようです(自分比)
処方の薬を毎日飲んでいるのですが
本当に酷い日は、抗ヒスタミン系のものを飲まないと
ならないくらいです(;;)

それでも本番だったりオーディションがある日は
鼻水やくしゃみがどんなに酷くても
粘膜の全てが乾いてしまう上記の薬は避けようと思うので
アレルギー反応が最悪の状態でも背に腹は変えられません(汗

先日、オペラのオーディションがあったのですが
外は突風で花粉も非常に多い日だったので
これで強い薬を飲まずに行ったら、会場に着く前に歌えないほどに反応が出てしまう。
だからといって強い薬を飲んだら粘膜がはりついてしまう・・・。

という事で、タクシーを手配して自宅から会場まで
タクシーで行きました(セレブかっ!w)
とはいっても2千円位で着く距離だったので^^;

控え室には練習用のパイプオルガンが2台ありました。


パイプオルガンは母校の前田ホールにもありますが
本当に重厚で神聖な音がして素敵です。
ホールの場合、奏者の前に小さい鏡があり
それにマエストロを映して棒と合わせるんですよ
まさか演奏中にいちいち振り向けないですからね^^;

話はそれましたが、お影様でオーディションは通って
希望の役を歌わせていただける事になりました。
詳細はまた改めてお知らせします。

エヴァーグリーンの合唱教室では
今歌っているバッハとシュトラウスと平行して
椿姫の2幕にも取りかかりました。
複雑になっている所はカットしてなるべくシンプルに
アマチュア向けに楽譜を作り替えまして
極力歌いやすくしました。

そして先日のオテッロの稽古で
Bさんの靴の先端にすっごく小さくてかわいいナイキマークを発見!

ご本人も「鳥のフンじゃないよw」と仰っていましたが(笑
というか私が教えてあげるまで気がつかなかったそうです。
それくらいちっちゃくて申し訳程度についててケナゲ!

そしてイタリア在住の新垣有希子さんが一時帰国されて
リサイタルを開催したので、それにも行ってきました。
新垣さんは私もお世話になっている山咲先生に昔師事しており
今は海外の歌劇場で歌っていて大活躍なのであります。
とっても勉強になりました

見習いたい所が沢山あって
私もあんな風に歌えたらな~と思いました。
長所も非常に大事ですが、やはりまずは
「減点されない事」が一番だと痛感しました。
減点の無い歌を歌ってようやくスタート地点。
そこから更なるテクニックや表現、声の技術などだなあと。
私なんかが言うのも非常に生意気でありますが
第一線で活躍している人(特に競争率の高いソプラノ)の共通点は
癖が無かったり、減点される要素を持たない事だと思いました。
声が素晴らしかったり、表現が感動出来たりというのは
そこから更なる加点になるので鬼に金棒であります。
減点からスタートしたら既にもうそこでは勝てないんだなあと。


とにかくとっても素晴らしかったです