ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“難癖を付ける事”が生き甲斐の人達

2024年08月01日 | 時事ネタ関連

YouTuberHIKAKIN氏に付いては「何が面白いんだろう?」と疑問には思うものの、彼自身に対して好きとか嫌いとかいう思いは特に無い。「フラットな感情しか無い。」という感じか。

そんなHIKAKIN氏が今年の元日結婚を発表した所、批判が殺到し、自身のYouTubeチャンネルで謝罪した事が、以前報じられていた。結婚報告の際、相手に付いて『30代の“一般”女性』と説明した事に付いて、御前だって、一般人だろうが。』という批判が殺到した。というのを知り、自分は苦笑してしまった。「こんな批判、単に難癖を付けているだけじゃん。」と呆れてしまったからだ。

有象無象が、YouTubeを遣っているという“だけ”で、“有名人”しているのは辟易した思いが在るけれど、(上記した様に好きとか嫌いとかいう思いは特に無いが)HIKAKIN氏に関しては“実績”等を踏まえると、充分に有名人と言って良い。そんな彼だからこそ、“素人”の妻を“一般人”と紹介したのは、別におかしい事でも何でも無い。なのに、其れを批判するというのは、「難癖を付けたいだけ。」としか思えない。此の手“難癖を付ける事”が生き甲斐の人達は、どんな言動をした所で、難癖を付けるに違い無い

現在開催中のパリ・オリンピックでは、序盤に「金メダル獲得が確実されていた日本人選手達の“早期敗退”が相次いだ。」けれど、そんな彼等に対して、ネット上に心無い批判が少なからず寄せられたと言う。「期待度が高過ぎたからこそ、予想外の結果に対して憤りの思いが強くなった。」のだとは思うが、其れにしても中には“度を越した批判”や“方向違いの批判”も結構散見された。こういう類いも、単に難癖を付けているだけとしか思えない。

7月27日、パキスタンに在る世界で2番目に高い「K2」(標高8,611)で、登山家平出和也氏(45歳)と中島健郎氏(39歳)が滑落上空からヘリコプターで彼等の姿は確認され、ずっと救助方法が検討されていたが、滑落した時点からずっと2人に動きが無い事、現場が急峻な地形という事も在り、崩落の危険性が高く、二重遭難が発生する可能性が在り、尚且つ地上からも近付けない。事から、平出氏及び中島氏の御家族の同意を得た上で、救助活動の打ち切りが発表された。

平出氏と中島氏が登山している番組を何度か見た事が在るので、今回の滑落事故発生には非常に驚いたし、何とか無事救出される事を祈っていた。なので、救助活動の打ち切りはとても残念だ。

だが、救出活動打ち切りという判断は、個人的に間違っていないと思う。二重遭難の可能性等、救助するのは現実的に難しいし、何よりも「滑落した時点からずっと2人に動きが無い。」という事から、「彼等の生存の可能性は。」と言わざるをないので。少しでも動きが見られるので在れば、救出活動の続行という判断も在り得様が、そうでは無い状況では二重遭難の可能性等を勘案すると、打ち切りという判断は止むを得なかったと思うのだ。2人の御家族の心中を思うと堪らなくなるが、“山男”の2人には常に“覚悟”が在ったろうし、「こういう状況ならば、救助活動の打ち切りは当然の事。」と思う事だろうし。

番組内のエヴェレスト登山企画で、中島氏と共に参加した御笑いタレントイモトアヤコさんが、今回の救出活動打ち切りの報道を受け、自身のインスタグラム内で思いを綴られたそうだ。自分は当該インスタグラムの中身を見る事が出来ず、飽く迄も“報じられている文章”でしか言う事が出来ないのだが、中島氏に対する強い思いと感謝の、そして無念さが伝わって来る内容だった。

加えて感じたのは、イモトさん、相当配慮此の文章を書かれたんだろうな。という事。どういう事かと言えば、2人の死を感じさせる文章が、全く無かった。ので。

行方不明とかなら話は別だが、2人は“居場所”が判っている。尚且つ「滑落した時点からずっと2人に動きが無い。」という状況なので、“常識的に考えれば”2人が生存している可能性は零と言って良いだろう。そんな状況で“追悼の思い”を記す事は、御家族が救出活動打ち切りへの同意をした事からも、決して“誤り”とは思わない。でも、イモトさんとしては、「御家族が目前で確認されていない以上、追悼の思いを記す事は避けたい。」という思いが在ったのだと思う。

其の配慮は同時に、難癖を付ける事が生き甲斐に人達による“炎上騒ぎ”を回避する事にも繋がるだろう。他人の気持ちなんか全く考えてもいない癖に、難癖を付けたいが為“だけ”に、「生死が確認されてもいないのに、追悼の思いを記すなんて、2人の御家族に失礼だ!!!」と批判する人“も”世の中には存在するだろうから。(「“心から2人の御家族の気持ちだけ”を考えた上で、そういう批判をする。」ならば話は別だが。)


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