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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「記憶にございません!」

2019年10月30日 | 映画関連
**********************************************************病院のベッドで目が覚めた男。自分が誰だか、此処が何処だか分判らない。一切の記憶が無い。こっそり病院を抜け出し、ふと見たTVのニュースに自分が映っていた。演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相。そう、何と自分は、此の国の最高権力者だったのだ。そして、石を投げ付けられる程に、凄まじく . . . 本文を読む
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「アルキメデスの大戦」

2019年07月31日 | 映画関連
*********************************日本と欧米の対立が激化の一途を辿っていた、第二次世界大戦前の昭和8年。大日本帝国海軍の上層部は超大型戦艦「大和」の建造計画に大きな期待を寄せていた。其処に待ったを掛けたのは、海軍少将・山本五十六(舘ひろし氏)。山本は「此れからの戦いに必要なのは、航空母艦だ。」と進言するが、「世界に誇れる壮大さこそ、必要だ。」と考える上層部は、戦艦「 . . . 本文を読む
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「新聞記者」

2019年07月06日 | 映画関連
昨日の記事「同潤会代官山アパートメント」を書いていた時に気付いたのだけれど、6月30日の記事「蒼色の大地」が、文章の途中でアップされていた。読了した小説に関する記事なのに、何時もの様に総合評価が記されていない許りか、読点で終わっているという妙さ。結論を言ってしまえば、本当はもっと長く文章を書き上げていたのだが、何故か半分以上が反映されず、“消えて”しまったのだ。「此のgoo . . . 本文を読む
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「ばあばは、だいじょうぶ」

2019年05月15日 | 映画関連
*********************************喜寿を迎えた“ばあば”・中前スズエ(冨士眞奈美さん)と暮らす智志(内田裕也氏)夫妻と弱虫な小学生の息子・翼(寺田心君)。翼はばあばの事が大好きで、学校で虐められても、ばあばが助けてくれた。然し或る日、ばあばが急変する。突然怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしたりしたのだ。認知症と判り、翼はばあばと距離 . . . 本文を読む
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「翔んで埼玉」

2019年03月26日 | 映画関連
1970年代後半、人気が出始めていたタモリ氏が名古屋を揶揄するネタを展開し始めた事で、名古屋は嘲笑の対象となった。幼少期を名古屋で過ごした自分なので“排他的”等、名古屋の好ましく無い部分は認識していたけれど、幾らネタと判ってはいても、“自分の故郷”が面白おかしく、其れも執拗にディスられるのは、決して気分が良い物では無かった。   其れか . . . 本文を読む
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洋画主題歌ベスト15

2019年03月17日 | 映画関連
歴史や温泉巡り、読書、食べ歩き等、趣味は結構在る方だが、映画鑑賞も其の1つ。此れ迄に書いて来た映画関連の記事は216件。5年前の「見ずに死ねるか!」では「自分の中での『名作洋画ベスト10』」、2年前の「断トツで好きなミュージカル映画」では「自分が断トツで好きなミュージカル映画」を、そして同じく2年前の「SF映画ベスト10」では「自分の中での『SF映画ベスト10』」を記して来た。   . . . 本文を読む
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「メリー・ポピンズ リターンズ」

2019年02月16日 | 映画関連
2年前の記事「断トツで好きなミュージカル映画」で書いた事だが、ミュージカル映画が大好き。夢中になって観たのは1970年代位迄の作品で、断トツで好きなのは「サウンド・オブ・ミュージック」【動画】。最低でも10回は観ている。主役のマリアを演じたジュリー・アンドリュースさんの歌声が最高だった。   「サウンド・オブ・ミュージック」が公開されたのは1965年だが、其の1年前、ウォルト・ディズ . . . 本文を読む
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「七つの会議」

2019年02月09日 | 映画関連
********************************* 都内に在る中堅メーカー・東京建電。営業1課の万年係長・八角民夫(野村萬斎氏)は、何処の会社にも居る、所謂“ぐうたら社員”。トップ・セールスマンで在る課長の坂戸宣彦(6代目・片岡愛之助氏)からは、其の怠惰振りを叱責されるが、ノルマも最低限しか課さず、定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長 . . . 本文を読む
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「ビブリア古書堂の事件手帖」

2018年11月15日 | 映画関連
********************************* 鎌倉の片隅に、密やかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平氏)が、其の店に現れたのには、理由が在った。亡き祖母の遺品の中から出て来た、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめる為だ。   磁器の様に滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木 . . . 本文を読む
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「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

2018年08月08日 | 映画関連
子供の頃、海外のTVドラマが結構好きで、「奥様は魔女」【動画】や「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」【動画】、「チャーリーズ・エンジェル」【動画】等を夢中になって見ていたが、最も好きだったのは「スパイ大作戦」【動画】。「アメリカ政府が手を下せない極秘任務を遂行するスパイ組織『IMF(Impossible Mission Force)』メンバーの活躍を描くアクション・ドラマ。」で、OP曲【動画】 . . . 本文を読む
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「万引き家族」

2018年07月11日 | 映画関連
********************************* 高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、柴田治(リリー・フランキー氏)と信代(安藤サクラさん)の夫婦、息子の祥太(城桧吏君)、信代の妹の・亜紀(松岡茉優さん)の4人が転がり込んで暮らしている。彼等の目当ては、此の家の持ち主で在る初枝(樹木希林さん)の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会とい . . . 本文を読む
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「家族はつらいよ2」

2018年06月02日 | 映画関連
先日観た映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」は、とても面白かった。山田洋二監督の「家族はつらいよシリーズ」の第3弾だが、同シリーズを見るのは初めて。「機会が在れば、第1弾及び第2弾を見たいな。」と持っていたが、今日、テレヴィで第2弾「家族はつらいよ2」が放送されたので見る事に。   ********************************* 平田周造(橋爪功氏)と妻の . . . 本文を読む
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「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」

2018年05月30日 | 映画関連
9年前の記事「真の芸人」で、「何故、彼をそんなにも好きなのか?其の答えは『芸人として、一生涯馬鹿を遣り続けたい。』という思いが、物凄く感じられたから。今も昔も御笑いで少し売れると、『芸術家』だ『役者』だという方向にシフト・チェンジし、御笑いとしての過去を隠す様な、其れこそ『芸人』を軽視する様な輩は居るもの。『芸人こそ最高のクリエーター。』と思っている自分には、そういう輩を見ると虫唾が走ってしまう。 . . . 本文を読む
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世界歴代興行収入ランキング

2018年04月29日 | 映画関連
昨日から日本はゴールデン・ウィークに突入したが、此の和製英語は「映画会社の大映が松竹と競作し、1951年に同時上映となった獅子文六氏の原作「自由学校」が、大映創設以来(当時)最高の売上を記録した事により、此の時期の映画界に多数の動員を生み出す事を目的に作り出された宣伝用語。」と言われている。1952年~1953年頃に一般でも使用される様になったそうだが、今よりも映画界が華やかだった時代の話だ。そん . . . 本文を読む
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「この世界の片隅に」

2018年03月19日 | 映画関連
********************************* 何処にでも在る毎日の暮し。昭和20年、広島・呉。私は、此処で生きている。   北條すずは広島市江波で生まれた、絵が得意な少女。昭和19年、29km離れた町・呉に嫁ぎ、18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆる物が欠乏していく中で、日々の食卓を作り出す為に工夫を凝らす。   だが、戦争は進み、日本海軍 . . . 本文を読む
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