Garth Brooks / In Pieces (1993)

2008-01-06 12:18:06 | Music > Country
実は去年の暮れあたりから、カーステレオと MP3 プレーヤーを繋ぐカセット・アダプターの断線が酷くなってきまして、さすがに聞くに堪えない状態です(苦笑)。出来れば自己修理したいと思っているのですが、今回の断線は L字プラグの根本で起きている模様。この部分の半田処理って特殊なんですよねぇ。自分ではちょっと無理かも・・・。とはいえ、たかが断線で買い直すもの馬鹿馬鹿しいので、別のプラグをコードの途中から付け替えるしかないかな(不恰好になるのは諦めるとして・・・苦笑)。

当時、全米チャートを駆け上り、日本でも洋楽ファンの間でその名が知られるところとなった Garth Brooks。その頃の僕はというと、ブルーグラスにどっぷり浸かっていたのでコンテンポラリー・カントリーとはほとんど接点がありませんでした(苦笑)。Garth のアルバムを聴いてみようと思ったのも、後に彼が僕の敬愛する New Grass Revival の楽曲をよくカヴァーしていると知ったからで、本作でも "Callin' Baton Rouge" というケイジャン・スタイルの NGR チューンを取り上げています。この曲は僕が初めて手にした NGR のベスト盤に収録されており、理屈ぬきに大好きな一曲なんですよね(笑)。本家の四人がゲスト参加しているのも嬉しい!

Garth Brooks といえばカントリーのポップ化に拍車をかけた張本人。米国でのアルバム総売上枚数は The Beatles や Elvis Presley、Led Zeppelin に匹敵するスーパースター級のアーティストです。そんなお方ですから、本作はまさにコンテンポラリー・カントリーの王道といったサウンド。至るところにロックやポップスの要素が詰まった親しみやすいアルバムに仕上がっています。カントリー特有のクセを極力薄め、一般のリスナーをシーンに引き込んだ功績は大きいでしょうね。僕にとっては NGR をカヴァーした一アーティストという存在ですが、非常にリラックスして聴けるお気に入りの一枚です。



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