GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

参議院定数増の話。最低最悪の法案が通ってしまったので、もうこれで最後です。

2018-07-18 22:35:22 | ニュースのポイント
いつもは敵である辻元清美さんが必死に抵抗してくれたようですが、とうとう衆議院でも可決されました。

一応ニュース記事をつけておきます。

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180718X153.html

以前の投稿で予想してましたが、やはり必殺のプラカード・審議拒否作戦は炸裂しませんでした。維新以外の野党が本気で反対していたかは怪しいところです。比例区の定数が増えるんですから。

結局は公明党も反対するふりだけしましたが、採決では賛成してます。候補者を出してる埼玉県選挙区と比例区の定数が増えれば少し参議院選挙も楽になりますからね。

これまでに何度かこの法案の問題点を指摘してきましたので、あえて同じ事は言いませんが...

とあるFB友達の方の投稿で新しく気付かされた問題点があるので、そこだけ指摘しておきたいと思います。

この最低最悪の法案が必要だとする建前は「一票の格差是正」です。

参議院議員選挙における一票の格差の基準は、一人区において有権者が一番少ない選挙区が基準になります。

2018年の推計人口の統計によれば約77万人の福井県選挙区になるんではないでしょうか?おそらく有権者は50万人台でしょう。

福井県はそこそこ人口減少が進んでいる県です。

福井県に限らず一部の都市圏と沖縄県を除いてほとんどの県で人口は減少しており、その傾向はこの先数十年は変わる事がないとされています。

これまで一票が一番軽かった(定数1に対して有権者数が多かった)のが埼玉県で、その埼玉県の定数を増やした事で、原田調べによると神奈川県が一番一票が軽い選挙区になります。

神奈川県は人口が増えている県です。そして福井県の人口が減り続ければ、また近い将来に格差是正のための定数増が必要になり、人口は減り続けるのに参議院議員は増え続けるというおかしな法律を作った事になるんですよね。

もし知り合いに自民党議員がいるなら、この法案が必要だった理由を聞いてみて下さい。

まともな答えは返ってきませんから。返しようがないんですよ。それくらい最低最悪な法律。

理由は以前の投稿にありますので、ご興味をお持ちの方は是非ご覧下さい。

拙ブログ6/15投稿分
https://blog.goo.ne.jp/gharada5000/e/362b4c8fa8820d317339a12f9f668173

拙ブログ7/4投稿分
https://blog.goo.ne.jp/gharada5000/e/58b478ed5acd014c220afab23f10f90d

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