加計学園問題に対して大手メディアはどうしても安倍政権批判に持って行きたいようですが...
仮に何かしらの安倍総理側から便宜供与のようなものがあったとしても政権を潰せる程の大スキャンダルでも無いと僕は思うんですよね。
この問題はもっと他の大問題を内包してるが、政権批判の為にそこには目を瞑っているのが今のメディアの姿勢なんです。
以下のリンクは産経新聞の三日間に渡る特集記事を一つにまとめてくれているブログです。
かなり長いですが興味がある方は読んで頂きたいです。
その下に僕の見解をつけさせて頂きますので、そちらの方だけでもどうぞ。
http://gamp.ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-12294489380.html
本文より要点を引用しながら解説を付けていきます。引用文は青字です。
このいわゆる「石破4条件」により獣医学部新設は極めて困難となった。獣医師の質の低下などを理由に獣医学部新設に猛反対してきた獣医師会にとっては「満額回答」だといえる。北村は獣医師会の会議で「(4条件という)大きな壁を作ってもらった」と胸を張った。
「石破4条件」とは?
(1)現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化(2)ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らか(3)既存の大学・学部では対応が困難な場合(4)近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討-の4つ。要するに、新たな分野のニーズがある▽既存の大学で対応できない▽教授陣・施設が充実している▽獣医師の需給バランスに悪影響を与えない-という内容だ。
そもそも獣医学部は50年以上に渡り新設される事がなかったのは、競争相手が増えると困る日本獣医師学会の既得権を守るための圧力によるものであった。
そしてあろう事か、文部科学省はそれに加担して獣医学部新設の申請すら認めないという違法の疑いすらある告示を出して新規参入を阻止しようとした。
さらにそれを2年前に地方創生担当相だった石破茂氏が規制緩和したように見せかけて、新規参入希望者に到底超えられないような厳しいハードルを課し、獣医師学会や文科省の悪巧みに加担していたという事。
これが僕が思う大問題その1。
続いての大問題その2は象徴的な部分だけ引用します。
「『加計学園ありき』と言われているが、愛媛県と今治市は10年以上前から『加計学園ありき』でやってきたんだ。本質の議論がなされないまま、獣医学部がおもちゃにされるのは甚だ残念だ」
これは元愛媛県知事の加戸守行氏の言葉です。
先日の国会で参考人として招致された際に発言したのですが、ほとんどのメディアは同じく参考人を務めた前文科省事務次官の前川氏の発言ばかり取り上げて、加戸氏の発言はなかった事のようにされています。
自分たちの主張にとって都合の良いところだけは報道して、都合の悪いところはカットする。これが報道の自由を声高に主張する大手メディアのやっている事なんです。
以下に加戸守行氏の「加計ありき」発言の経緯を記します。
愛媛県今治市では昭和50年に高等教育機関を誘致する学園都市構想を打ち出した。
大学誘致を模索したがなかなか地方に来てくれる大学が無かったところ、とある愛媛県議と加計学園の事務局長が同級生だった事から話が動き出す。
当初、加計学園側は難色を示したが県議の粘り強い説得により、人気のある獣医学部だったらという事で具体的な話になっていく事に。これが平成17年の事。
一方で加戸守行元知事はその頃、公務員獣医師の不足に悩まされていた。鳥インフルエンザや口蹄疫などの伝染病対策をするには獣医師は足りていなかった。
そんな状況だったので学生と獣医師を確保できれば一石二鳥だったんですね。
その後10年に渡って10回以上の申請をしてきたが却下され続けて、第2次安倍内閣の国家戦略特区によりようやく風穴が開き、10年越しの悲願がかなった。
このような経緯の元に参考人として発言したにもかかわらず、ほとんどのメディアにはスルーされ、獣医学部新設に絡みあたかも不正があったかのように報じられているのです。
加戸氏や愛媛県・今治市の人たちが情熱を持って取り組んできた事に対して「安倍総理のお友達だから優遇された」なんて安易に書いて許されるのか?
これをメディアの欺瞞と言わずして何とするか?
愛媛県民の方々におかれては朝日新聞や毎日新聞の不買運動でもされたらいいのではと思います。
最後に「まとめ」として特集記事の一番最後に書かれている部分を引用します。
果たして安倍政権は行政を歪めたのか。むしろ歪めたのは獣医師会であり、文科省ではなかったのか。獣医学部の問題の本質に踏み込まず、「安倍はお友達の加計を優遇したに違いない」という印象操作を繰り広げたメディアの罪もまた重い。
何も解説を付ける必要がないくらいまとまった文章ですね。
以前にも書いた事がありますが、そもそも前川氏のような胡散臭い人間をヒーロー扱いしているのに無理があって、どう考えてもそちら側の論調には無理が出てくるはずなんです。
天下り斡旋問題でクビになった人間は、やっぱり許認可権を盾に取って既得権グループに利益供与していたという事が明らかになりました。
大手新聞ではこのようなまともな記事を書くのは産経新聞くらいかもしれません。
これが加計学園問題の正しい見方だと僕は考えます。
仮に何かしらの安倍総理側から便宜供与のようなものがあったとしても政権を潰せる程の大スキャンダルでも無いと僕は思うんですよね。
この問題はもっと他の大問題を内包してるが、政権批判の為にそこには目を瞑っているのが今のメディアの姿勢なんです。
以下のリンクは産経新聞の三日間に渡る特集記事を一つにまとめてくれているブログです。
かなり長いですが興味がある方は読んで頂きたいです。
その下に僕の見解をつけさせて頂きますので、そちらの方だけでもどうぞ。
http://gamp.ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-12294489380.html
本文より要点を引用しながら解説を付けていきます。引用文は青字です。
このいわゆる「石破4条件」により獣医学部新設は極めて困難となった。獣医師の質の低下などを理由に獣医学部新設に猛反対してきた獣医師会にとっては「満額回答」だといえる。北村は獣医師会の会議で「(4条件という)大きな壁を作ってもらった」と胸を張った。
「石破4条件」とは?
(1)現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化(2)ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らか(3)既存の大学・学部では対応が困難な場合(4)近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討-の4つ。要するに、新たな分野のニーズがある▽既存の大学で対応できない▽教授陣・施設が充実している▽獣医師の需給バランスに悪影響を与えない-という内容だ。
そもそも獣医学部は50年以上に渡り新設される事がなかったのは、競争相手が増えると困る日本獣医師学会の既得権を守るための圧力によるものであった。
そしてあろう事か、文部科学省はそれに加担して獣医学部新設の申請すら認めないという違法の疑いすらある告示を出して新規参入を阻止しようとした。
さらにそれを2年前に地方創生担当相だった石破茂氏が規制緩和したように見せかけて、新規参入希望者に到底超えられないような厳しいハードルを課し、獣医師学会や文科省の悪巧みに加担していたという事。
これが僕が思う大問題その1。
続いての大問題その2は象徴的な部分だけ引用します。
「『加計学園ありき』と言われているが、愛媛県と今治市は10年以上前から『加計学園ありき』でやってきたんだ。本質の議論がなされないまま、獣医学部がおもちゃにされるのは甚だ残念だ」
これは元愛媛県知事の加戸守行氏の言葉です。
先日の国会で参考人として招致された際に発言したのですが、ほとんどのメディアは同じく参考人を務めた前文科省事務次官の前川氏の発言ばかり取り上げて、加戸氏の発言はなかった事のようにされています。
自分たちの主張にとって都合の良いところだけは報道して、都合の悪いところはカットする。これが報道の自由を声高に主張する大手メディアのやっている事なんです。
以下に加戸守行氏の「加計ありき」発言の経緯を記します。
愛媛県今治市では昭和50年に高等教育機関を誘致する学園都市構想を打ち出した。
大学誘致を模索したがなかなか地方に来てくれる大学が無かったところ、とある愛媛県議と加計学園の事務局長が同級生だった事から話が動き出す。
当初、加計学園側は難色を示したが県議の粘り強い説得により、人気のある獣医学部だったらという事で具体的な話になっていく事に。これが平成17年の事。
一方で加戸守行元知事はその頃、公務員獣医師の不足に悩まされていた。鳥インフルエンザや口蹄疫などの伝染病対策をするには獣医師は足りていなかった。
そんな状況だったので学生と獣医師を確保できれば一石二鳥だったんですね。
その後10年に渡って10回以上の申請をしてきたが却下され続けて、第2次安倍内閣の国家戦略特区によりようやく風穴が開き、10年越しの悲願がかなった。
このような経緯の元に参考人として発言したにもかかわらず、ほとんどのメディアにはスルーされ、獣医学部新設に絡みあたかも不正があったかのように報じられているのです。
加戸氏や愛媛県・今治市の人たちが情熱を持って取り組んできた事に対して「安倍総理のお友達だから優遇された」なんて安易に書いて許されるのか?
これをメディアの欺瞞と言わずして何とするか?
愛媛県民の方々におかれては朝日新聞や毎日新聞の不買運動でもされたらいいのではと思います。
最後に「まとめ」として特集記事の一番最後に書かれている部分を引用します。
果たして安倍政権は行政を歪めたのか。むしろ歪めたのは獣医師会であり、文科省ではなかったのか。獣医学部の問題の本質に踏み込まず、「安倍はお友達の加計を優遇したに違いない」という印象操作を繰り広げたメディアの罪もまた重い。
何も解説を付ける必要がないくらいまとまった文章ですね。
以前にも書いた事がありますが、そもそも前川氏のような胡散臭い人間をヒーロー扱いしているのに無理があって、どう考えてもそちら側の論調には無理が出てくるはずなんです。
天下り斡旋問題でクビになった人間は、やっぱり許認可権を盾に取って既得権グループに利益供与していたという事が明らかになりました。
大手新聞ではこのようなまともな記事を書くのは産経新聞くらいかもしれません。
これが加計学園問題の正しい見方だと僕は考えます。
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